「静かな営業」内向型セールスのバイブル発見!!
もし、
「私は外向的なんだ!」
「内向向けの営業スタイルなんてどうでもいい!」
という方、もしいらしゃいましたら、これ以上は読まなくても大丈夫です。
内向的を知ろうともしないそのスタンス、流石です。(褒めてないw)
日本人の 1/3 が内向的という日本において、この営業スタイルは知っておいて損はない。外向的な方もこのスタンスを知れば考え方が変わり、自身の営業スタイルに新たなバリエーションを持たすことが可能になります。
今回は著者が示していただいた30の戦略の中から、私が特に感銘を受けた10箇所をピックアップしてお伝えいたします。
当然、人によって悩みのポイントは異なります。
つまり、読む人によって別のところに感銘を受けるポイントが異なる、ということです。
ぜひ、渡瀬謙さんの書籍、「静かな営業」を一度手にとってお読みいただけると幸甚です。
◾️はじめに、渡瀬謙氏とは
私は、本を読む前にまずやることがあります。
それは・・・
著者のことを知れば知るほど、「共感」という気持ちが膨らみ、「知識を吸収するぞ!」という前のめりの姿勢で読むことが可能です。
当然、共感しない講師の本は読まなくても問題なし。きっと読んでもあなた自身のプラスにはならないでしょう。
ここ、私からの本を読むときのワンポイントアドバイスです!
公式プロフィール
サイレントセールストレーナー / 有限会社ピクトワークス 代表取締役
1962年、神奈川県生まれ。小さい頃から極度の人見知りで、小中高校生時代もクラスで一番無口な性格。明治大学卒後、一部上場の精密機器メーカーに営業職として入社。その後、(株)リクルートに転職。社内でも異色な無口な営業スタイルで入社10カ月目で営業達成率全国トップになる。94年に有限会社ピクトワークスを設立。広告や雑誌制作などを中心にクリエイティブ全般に携わる。その後、事業を営業マン教育の分野にシフト。内向型で売れずに悩む営業マンの育成を専門に、「サイレントセールストレーナー」として、全国でセミナーや講演などを行って現在に至る。
主な著書に『内向型営業マンの売り方にはコツがある』(大和出版)、『「しゃべらない営業」の技術』(PHP研究所)、『相手が思わず本音をしゃべり出す「3つの質問」』(日本経済新聞出版)、など多数。
非公式プロフィール
なんと!
公式のHPに非公式プロフィールをあえて載せることろが面白いw
ここでは大項目だけ少し掲載させていただきます。より気になる方は下にリンクを貼っておくので要チェック。
◆幼少期から超口下手で上がり症だった
◆闘病生活でさらに人付き合いが苦手に
◆商品説明会で言葉につまってトラウマに
◆転職先はバリバリの営業会社、リクルート
◆しゃべらない営業との出会いに衝撃を受ける
◆集団行動が苦手という自分の特性に気づく
◆コピーライターとして独立したが、しかし……
◆自分と同じようなことで悩んでいる営業マンを救いたい
◆かつての自分からは想像もできない自分へ
気になるポイントが山積みですね。
詳細はこちらから↓
それではここから本題です。
私が特に感銘を受けた10のポイントを共有します。
1.売り込まないから売れる
当然「今すぐ買ってくれ」となるとお客様は嫌がる
今は時期じゃないと感じた時は、
「わかりました、また新しい情報が入ればお声がけしますね」
といって引き下がる。
すると「わかりました」となり、次も会うチャンスをいただける。
2.お願いしない
時間ください、買ってください、見てください
これらは全てお願いトークですよね。
お願いされると、お客様は興味がない場合、断ることにストレスを感じてします。(営業側も同様ストレス感じます)
ではどうするか。
ストレスを感じさせるのではなくて、断る理由をなくす
例えば、
御社にとってこんなメリットありますが聞いてみませんか?
御社にとって悪くない話ですので時間とれませんか?
つまり、どうしたら相手が話をこうという姿勢になってくれるか、会いたいと思ってくれるか、ここを考えることが大切です。
3.上手に話す必要はない
上手に話す人は、「話すことに意識が集中して、相手のことが見えていない」これってもったいないですね。
営業って実は、いかに相手に話してもらうかがポイントです。
なので、途中で以下の言葉を挟むことをオススメします。
「ここまで大丈夫ですか?」
「わかりづらかった部分はありますか?」
ちなみに、上記のりまきスコープ部分が抜群に上手いのが以下@ゴリラさん。いつでもご紹介しますのでご連絡ください。プレゼン講師もやられている方です。
4.反論に対して切り返しトークを使う前にすべきこと
自分の意見に反対されると誰しもが嫌な気持ちになる。何度も反論を繰り返されると尚更です。へそを曲げられて口すら聞いてもらえない。
ではどうすればいいか?
まずは先方の意見も受け入れる。
受け入れた上で、次に「こうすればこういうメリットもありますよ」と、うながしてあげる。
そんな大人な対応をするのです。
5.目の前の人に売らない
時にはこんなトークもしませんか?
「こんな新しい商品あるのですが、どうやって売ったらいいですかね?」
そう、相談です。
すると、
「じゃあ、ここに行ったらいいよ」
とお客さんを紹介してくれる場合もあります。流れでお客さんに連絡してくれて商談が決まる、なんてこともあったりします。
6.リサーチからアプローチへの切り返し
繰り返しになりますが、物やサービスを売るためにはしっかりと相手にメリットを与えてあげる必要がありますよね。
ここでさらにトークがしやすくなる、おすすめの流れをお伝えします。
「我々の取り組みで〇〇の効果が出る可能性がございます。」
「ただ、効果(利益)が出ない会社もあります。一度御社に合うかどうかチェックしてみませんか?」
リサーチからアプローチに持っていくと、冷たくあしらわれず聞いてくれる魔法のテクニックです。リサーチできるチェックツールのようなものあるといいですね。
7.自己紹介は「誰に何を」
よくいますよね。
「株式会社〇〇の▲▲と申します。」
「今日はですね・・・・」
いや・・・誰?
せめて、こうであるべきですね。↓
8.口で説明しづらいポイントこそツール
よく聞かれるポイント
相手がよくわかっていないと感じたポイント
ここに関しては補足できるツール(資料)を用意しておくこと。
9.コミュニケーション能力がある人とは
誰とでも楽しく話ができる人!
ではないのです。
コミュニケーション能力がある人とは・・・
「相手から信頼される人」
なのです。
10.弱点は先に見せる
時に弱みをカミングアウトしてみるものGOODです。
「実は話し下手」
「実は営業苦手」
「実は普段の行動が遅い」
◾️まとめ
最後までお読みいただけた皆様、ありがとうございました。
内向型を強みに変えた営業、学べましたか?
冒頭でもお伝えしましたが、これはあくまで私が感銘を受けた10のポイントです。読み手によっては別のところにも感銘を受ける人いらっしゃると思います。
渡瀬先生に興味を持ってくれた方はぜひ一度本を手に取ってお読みください。即実践可能なノウハウが詰まっております!!!
また、私の記事に興味持っていただけた方、内向型の強みをもっと学びたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
それでは今週もありがとうございました!!来週も内向型の強みについて記事をアップいたしますので是非お読みいただけると嬉しいです。
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