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能登を震源とする大きな地震が起こりました。
余震が続く可能性があります。
北陸地方、日本海側にお住まいの方は十分にお気をつけください。

このような大きな地震のニュースを見ると思い出すことがあります。

1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災

当時わたしは愛知県(現:北名古屋市)に住んでいました。
そこでもかなり大きな揺れを感じて慌てたことを覚えています。
その後、ニュースで関西の被害状況を知りました。

わたしは運送会社に勤めていたので、
地震発生後から会社はあわただしくなりました。

といっても、わたしはペーペーの下っ端だったので
詳しいことはわかりません。

そんなわたしにも耳に入った事件(?)があったのです。

それはとある企業から
「荷物を京都まで届けてほしい」
という依頼でした。

元々配達予定だったのですが
地震の影響で高速道路が封鎖され、
京都の被害状況もわからない状態でした。

上司はその旨を説明して
配達が遅延することを伝えたのです。

しかしお客様は
「そちらの都合は関係ない。うちは荷物が届けられなければ困る。絶対に届けてくれ」
とのことでした。

どのような荷物だったのかはわかりません。
仕事上、どうしても必要なものだったのかもしれませんが、
わたしはその理由までは知りません。
ただ、支援物資ではありませんでした。

交渉の結果、トラックのチャーター便(貸し切り便)を用意して
その企業のためだけに配達をおこないました。

チャーター便を運転するドライバーは
危険があるかもしれない場所に行くことになったのです。

上司は京都の支店と連絡をとり
安全を確認した上でトラックを出したのかもしれません。

わたしが知っているのは、
そのとき九州方面の西日本からの荷物は全部ストップしていたということくらいです。

大きな災害が起こった場合
あらゆることが日常とは条件が変わります。
日時指定の荷物が届かなくなるかもしれません。
電話が通じなくなるかもしれません。
被災地以外でも様々な影響が出るかもしれません。

今、大切なのは何なのかを考えて、
冷静な対応をしてください。






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