水溶性食物繊維をしっかりとって脂肪を溜めない!

「食べてやせる」ポイントは「食物繊維」です!

炭水化物は「糖質」「食物繊維」で構成されます。
消化され、エネルギーとして活用される糖質と違い、
食物繊維は、消化されずそのまま排出されてしまう。
そのため、一昔前は、「栄養がない」とか、
「必要ない物」と言われたいた。。。。

しかし、食物繊維の摂取量が少ない地域で、
胃腸の不調や腸炎などの発症事例の多さが報告され、
食物繊維の生理作用は注目されてきました。

食物繊維の多い食事は、噛む回数が増えるので時間がかかり、
また胃腸内もゆっくりと通過します。

・早食いの防止
・食べ過ぎの予防
・満腹感の維持

につながります。

また、”食べ順”にもあるように、
食物繊維の多い食品から食べることで、
血糖値の上昇を緩やか
にしてくれます。

日本人の食物繊維は不足している。

「日本人の食事摂取基準2015年版」(厚生労働省)によると、
1日の食物繊維の摂取目標量は、
男性:20g以上
女性:18g以上

となっています。

しかし、2017年「国民健康・栄養調査」によると
20代 男性:12.8g、 女性:11.8g
30代 男性:13.1g、 女性:12.5g
40代 男性:13.5g、 女性:13.0g

と、どの年代も不足しています。


脂溶性/水溶性の2種類の食物繊維が腸内環境をと整えてくれます。


食物繊維は2種類に分類されます。

脂溶性食物繊維

腸内で水分を吸収して膨らみ、
腸の動きを刺激して腸内に発生した有害物質を排出する。
便のかさを増やして便通を促進する。
大腸内で分解・発酵され、腸内環境を整える。

水溶性食物繊維

腸内で水に溶けて、ヌルヌルした粘性をもち、
脂質や糖質を包み込み、腸で吸収されるのを妨げる。
胃腸内をゆっくり移動するので、満腹感が長続きする。
血糖値の急激な上昇を防いでくれる。
大腸内で、分解・発酵され、腸内環境を整える。

どちらも重要ですが、
特に水溶性食物繊維は意識的に取るべきです。

納豆、インゲン豆、きな粉などの豆類。
ごぼう、かぼちゃなど根菜類。
昆布、ワカメなどの海藻類。
ニンニク、ラッキョウなど
が、多く含みます。

個人的に水溶性食物繊維をすごく意識しています。
ロカボもあり、納豆ご飯によくしてますね。

これも個人的なことですが、
それなりに腸の調子は良くなっているのではと。
僕は、どちらからというと軟便。
昔は、体調を崩すとすぐ下痢になることも多々。

最近は、それが全くありません。
便通は2日に1回くらい。
便の形状も良好です。

汚い話ですいません。
でも、便は腸の状態をみる簡易的な指標になり得ます。

ウェストサイズ減はこの辺も関連しているはずです。

まとめ。

「腸内環境が悪い」代謝が悪くなる。
腸内で糖質が吸収されやすくなる。

結果、「太りやすい身体」になってしまいます。

食後血糖値の上昇をゆるやかにしたり、
脂質の排出を助けたりしてくれる食物繊維。

その中でも特に水溶性食物繊維はきちんと摂りたい栄養素です!

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