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無意識

透明な水の中で、溺れる夢をみた。
無数の気泡が上がってゆく明るい水面が 視界に広がっていた。

呼吸がかなわない水の中で、私は
苦しみに蝕まれる前に早くこの意識を手放さなければと刹那に思っていた。

そのことを今朝、駅の改札を抜ける時に思い出した。
何もかも諦めてしまうのは、
ずっと前からの癖だったかもしれない。

#詩人になりたかったので #詩 #バックナンバー #癖

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