「半夏生」

半夏生
数え幾つの七夕も
お白いまばら織姫の憂(夕)

今夏は久留米絣
一年かけて弟子入りし
あの人に着せて差し上げますのよ
目が(ベガ)粗くても
ご寛恕を

名うてのシェフに習って
酢のきいたタコ料理を振舞って
舌鼓を打ってもらおう
それが
彼女に合っている(アルタイル)

でね
舞踏を共に…

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