見出し画像

現代型栄養失調とメンタルへの影響

まだまだ食事指導の件数は少ないですが、指導対象となるお客様以外でも、職業柄、人様の食事が気になってついついチェックしてしまいます
例えば職場のスタッフや、昨年まで非常勤講師をしていた大学の学生達
そして思うことは、若者から働き盛りの男女問わず
「食事が偏っている」
ということです

具体的に言えば
・朝食を摂らない
・朝食を摂るとしてもヨーグルトとコーヒーくらい
・お昼ご飯はコンビニやカップラーメン
・夕食も惣菜や麺料理が多い
・外食も多い
・揚げ物大好き
・食事が菓子パンのみも有り
・魚はあまり食べない
・太りたくないから白米は食べない
・でもお菓子は食べる

こんな感じでしょうか

このような食事をしている人たちに共通する症状としては以下のようなものがあります
・疲れやすい
・寝付きが悪い
・目覚めも悪い
・肌が乾燥する
・髪の毛もパサパサしている
・生理が不順
・なんだかイライラする
・集中力がない

これらの症状は、偏った食事に起因する身体的及び精神的症状ですが、さらに継続的にこの状況が続くと、二次的な症状として

・やる気が出ない
・何事にも興味が無くなる
・外出したくない
・学校に行きたくない
・夜は眠くないのに昼に眠たくなる

などが見られるようになってきます
これって鬱の症状に近いです
放っておくと本格的にうつ病にもなりかねません

いかにも客観的に書いていますが、これ、私が学生の時の症状そのままです
崩壊した家庭で育った為、鬱がどこからスタートしていたのか、今となっては不明ですが、片親の環境となった10歳頃から食生活は偏ってしまい、太りやすい体質だった私はすぐに過体重となり、11歳くらいから不登校となりました

かなり時間が経過した今となって、当時のダメだった食事内容とか、それによる身体への影響が明確になりました

鬱症状に陥るきっかけは、持って生まれた基質や環境も、もちろん大きな要因ですが、それに打ち勝つためのメンタルを持ち続けるにはスタミナが必要です
ここでのスタミナとは、体力だけでなく、安定したホルモン分泌も含みます
ホルモンとメンタルの関係ってとても強いのです

そのホルモンを安定させるには、その材料となるたんぱく質や脂質が必要ですし、さらにそのたんぱく質や脂質を代謝する為のビタミンやミネラルが必要ってことです!!

たかが食事、されど食事
食事の内容を意識するだけでも少しずつ変化が見られてきます
不登校のお子さんに悩んでいる方も、食事の内容を今一度見直してみてはいかがでしょうか


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?