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米国のNYT、「トランプの勝利阻むのは我々の仕事ではない。」

ニューヨークのMashup Reporterは2024年05月07日に、NYT(New York Times/ニューヨークタイムズ)とバイデン政権の溝が顕在化しつつあるようだと報告した。

オバマ政権で首席報道官を務めた政治アドバイザー、ダン・ファイファー(Daniel Pfeiffer)は2024年04月26日ni、タイムズについて「彼らは民主主義を救ったり、独裁主義者が権力を掌握することを阻止することを自分たちの仕事とみなしていない.」「なぜトランプを止めのが自分たちの仕事だと考えることができないのだろうか」と同紙を非難するオピニオンをSubstackに掲載していた。

これに対し、ニューヨークタイムズの編集長ジョー・カーン(New York Times Editor-in-Chief Joe Kahn)はウェブメディアSemaforのインタビューで、「優れたニュースメディアは第四の権力であり、民主主義のもう一つの要」だと主張した。民主主義にとって必要なのは、有権者のための「自由かつ公正、開かれた選挙を実施することで、どちらかの候補者に傾倒した報道を行うことではない。」と反論した。

さらに、今年の大統領選に関して、世論調査の結果を踏まえ、トランプが「得票数で勝利する可能性がある」としつつ、「それを防ぐのは報道機関の仕事ではなく、バイデンと側近たちだ。」と述べた。

まさに最近のオバマ元大統領の薄汚い行動である。

最近の民主党系裁判長を総動員し、トランプの財産を狙い撃ちした訴訟や判決は、見苦しい。

また、有権者が抱えるあらゆる問題を取り上げることが我々の役目とする一方、世論調査によると、有権者の関心のトップは民主主義ではなく、1位が移民政策で、2位は経済・インフレ対策だと指摘。トランプ氏に有利だからという理由で、これらの報道を「最小限に抑えるべきだろうか?」と疑問を呈した。

中国やロシアの国営メデイアの名前を挙げつつ、「われわれはバイデン陣営の道具になるべきか」「それで何が達成できるのか」と語っている。

政治サイトPoliticoはは2024年04月25日、タイムズとバイデン政権ホワイトハウスの間で長引く「著しい緊張」関係について、詳細を報じていた。

The Petty Feud Between the NYT and the White House
Biden’s people think they’re “entitled.” The Times says “they’re not being realistic.”

https://www.politico.com/news/magazine/2024/04/25/new-york-times-biden-white-house-00154219

NYT blasts Biden for avoiding interviews

https://www.politico.com/news/2024/04/25/nyt-blasts-biden-for-avoiding-interviews-00154478

バイデン側はタイムズを「傲慢」とみなしており「独自のルールを設け、バイデンが本来すべきことをさせるつもりはない。」とする一方、タイムズ側はこの対応を「懲罰的」だと考え、「大統領に関する報道をコントロールしようとする過敏なプレス対応。」とみなしていると両者の溝を伝えていた。

Politicoの記事が掲載された直後、ニューヨークタイムズも大統領報道に関するステートメントを掲載。冒頭で「民主主義における報道の自由の役割を理解している人々にとって、バイデンが現職中、独立系ジャーナリストからの質疑応答を積極的かつ実質的に避けてきたことは問題視すべき」と非難し、メディアが要請するインタビューや質疑応答の「組織的な回避は、重要な規範を損なうだけでなく、今後の大統領が監視や説明責任を逃れるのに用いることのできる危険な前例になる」と警鐘を鳴らした。

大統領がマスコミから逃げるというのは、佐藤栄作政権のようだ。」

Foxニュースによると、バイデン大統領は、「NYT(New York Times/ニューヨーク・タイムズ)」と「ワシントン・ポスト(Washington Post)」、「WSJ(Wall Street Journal/ウォールストリート・ジャーナル)」の編集委員会によるインタビューに応じていない唯一の現役大統領だという。

Foxニュースのコントリビューター、ジョー・コンチャ(Joe Concha, Fox News Contributor)はFox&Friendsの番組で、投票日当日まで大統領のインタビューは行われない可能性があると述べ、「彼をプロンプターの外に連れ出すと、明らかに後始末に追われるからだ」と皮肉った。

つまり、バイデンは、ライターが書いた原稿を読んでいるだけだということだろう。
バイデンの演説には、間違いが多いことは有名である。

アメリカ大統領とノーベル賞受賞者は、馬鹿でも可能ということだろう。

さらに「世論調査のトップ5のどこにも、民主主義の保護を求める声はない」と説明。「つまり、ニューヨーク・タイムズと、率直に言いますが、フォックス・ニュースは人々が関心を寄せている問題を取り上げている」と誇らしげに語った。

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2022年02月10日---責められない殺人者「未必の故意(The Unpunished Murderers)」

https://www.mashupreporter.com/ny-times-white-house-tensions/

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