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以前から書いているように、このままではイスラエルがパレスチナの土地から追い出される危険性も---。

日本経済新聞は2023年11月09日に、イスラエルのエフード・バラク(Ehud Barak/אהוד ברק)元首相が日本経済新聞の取材に応じ、パレスチナ自治区ガザの人道危機が続けば「イスラエルは1週間で国際世論の支持を失う」との懸念を示したと報告した。

そして、イスラム組織ハマスとの戦闘の人道的休止も選択肢だとの考えもにじませた。

強硬姿勢を貫くイスラエルのベンジャミン・ネタにアフ首相(Israeli prime minister Benjamin Netanyahu)政権への風当たりはイスラエル国内でも強まっており、武力衝突の行方に影響を与える可能性があるという。

私も、実はネタにアフ首相の強気が仇になる。

テルアビブ市内では2023年11月07日に取材に応じたバラク元首相はイスラエル軍出身で穏健派の重鎮である。左派の労働党を率い1999〜2001年に首相、オルメルト政権とネタニヤフ政権下で2007年〜2013年に国防相などを歴任した。

穏健派といえども戦闘反対ではない。ハマスはイスラエル市民を「虐殺した」と激しい口調で非難し、武装組織として無力化しなければならないと強調した。

「野蛮なテロリストを無罪にはできない」とも述べたともいう。

ただし、ガザの状況を世界中のメディアが報じるなか、民間人の犠牲が膨らめば「自由主義諸国の支持を失う」との危機感をあらわにした。

すでに、私が読んでいるイスラエル図書館からの情報で、ぱれるチナからの攻撃は、すでにイスラエル内で復興し始めている。
またガザの周囲にあるキブツでは、パレスチナとの共存という考え方も出始めている。

バラク元首相は、「1週間のうちに欧州と、3週間以内には米国ともあつれきが生じるだろう。」

日本で開かれたG7(主要7カ国)の外相会合はガザの人道支援のため、戦闘の「人道的休止」が必要だと訴える共同声明をまとめている。

さらに言葉を選びながら「人質交渉や必須の人道支援のためのごく短時間の停戦(戦闘休止)のやり方はおそらくある」と話した。

戦闘休止に賛成なのかと重ねて問うと「賛成ではない」と述べつつも、「乳児にミルクがないとか、病院に医療物資が届かない状況は許されず、我々は搬入を認める方法を見いだすだろう。」と含みを持たせた。

それは、イラク軍が、ヨルダンの国王がガザの病院に医療用物資の航空輸送はできた。

強硬派のネタニヤフ首相にとってパレスチナ自治政府の力を弱め、ハマスによるガザの実効支配を続けさせることが好都合だったとバラク元首相はみる。その結果、ハマスに奇襲攻撃されたとの批判は、イスラエル政界で与野党を問わず漏れてくる。

1973年の第4次中東戦争など政権の失策が指摘された過去半世紀の戦争は「すべて政治リーダーの辞任につながった」とバラク元首相は指摘した。ネタニヤフ首相は引責辞任すべきだとの考えがにじんだと伝えている。

さらに、NATO連合と新しいBRICS連合の世界大戦の可能性もある。
その場合、NATO連合は弱すぎる。

トランプは、どれだけの武器をサウジアラビアに売ったか知っていますか?

2023年11月08日---レバノンのヒズボラはイスラエル・ハマス戦争において重要な役割を果たしている。
2023年11月08日---次に出た!米国下院でイスラエルを批判し、パレスチナ人を支援する発言。
2023年11月06日---イスラエルが攻撃を強化する中、ヨルダンがガザに医療援助物資を空輸。
2023年11月05日---ネタニヤフ首相、戦争の太鼓を鳴らしながら、政治的生き残りをかけて戦う。
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2023年11月03日---イスラエル・ハマス戦争前、ガザのパレスチナ人が危険にさらされた。
2023年11月01日---ガザ北部の難民キャンプに攻撃 保健当局者「100人死亡?」
2023年11月01日---イスラエル・ハマス戦争で公開されたビデオにもFake疑念?
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2023年10月13日---国連安保理でロシアが停戦を呼びかけ、数千人がガザから脱出を試みる。
2023年10月11日---極端な人口密度を示すガザ地区の地図と、予測不可能なネズミ花火ミサイル。
2023年10月09日---イランは数週間にわたるイスラエルへの攻撃計画を支援。
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2014年09月22日---誘拐とネゴシエーター。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR090EH0Z01C23A1000000/?n_cid=NMAIL007_20231109_Y
https://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/area_map/israel/timeline/

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