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夏歩き#2 高尾山から景信山、陣馬山、藤野駅へ

今年も夏の高尾山へという事で、7月2日に20kmほど縦走してきました。照りつける太陽の中ひたすら歩きたくなる私です。熱中症の危険性があるので、皆様は無理せず夏山の登山をしてください。早速ですがGPSのデータは下図のようになっています。

縦走路
距離毎の高度

経路ですが、高尾山口駅を出発し、稲荷山へ登りそこから高尾山頂上へ。そして小仏城山を経て景信山へ。その後、明王峠を経て陣馬山へ、そこから下山し藤野駅へというルートです。時間にして8時間ほど歩いてました。写真と共に登山を振り返りたいと思います。

当日は早朝4時起き。家の近くのコンビニでおにぎりとドリンクを購入。始発の次の電車に乗り、高尾山口駅へ6時半頃に到着しました。高尾山口駅へ向かう電車には登山客がちらほら。あまり混んでいない感じでした。

高尾山口駅へ到着後リュック下ろしカメラを取り出したり、登山の準備をすませます。そして登山道の入り口、ケーブルカー乗り場へ向かいます。

本日はここから左側の道を進み、稲荷山コースへ入ります。6号路より人が少ないので、のんびり登りたい私にはピッタリのコースです。若干大変なルートなので人気ないのかしら。。。

稲荷山コースの入り口には川が流れていてとても涼しげ。ここから登山道に入り山をトコトコ登ります。山を登り始めて気づいたのですが、朝ご飯を食べていない。。。お腹が空いてエネルギー不足に早くもなる私です。とりあえず稲荷山に着いたら羊羹を食べようと、空腹を我慢して登ります。ようやく稲荷山へ到着。

木々の間から見える街を眺め、リュックを下ろし、羊羹とスポーツドリンクで身体中に糖質を行き渡らせます。糖質を補給して歩いていれば体調が回復するだろうと思うのは、トライアスロンをやっている人あるあるでしょうか。。。そんな感じで山道を歩きます。まだまだ登山は始まったばかりです。

体調の回復を祈りつつ、高尾山山頂を目指します。そして体調が徐々に回復し始める頃に、高尾山山頂へ到着。ほっと一息ついて、山頂で景色を眺める人達に混じり私も景色を眺めます。

高尾山山頂では、雪を脱いだ富士山と青い緑の山々が見えました。まずは本日第一のご褒美を堪能。しかしここからが、陣馬山へ向かう本番開始です。気合を入れてさらに山の中へ歩みを進めます。

高尾山山頂から、小仏城山へ向かうにはまずこの道を下ります。森の中をしばらく歩いているともみじ台に到着。

ここにくる途中花々が綺麗だったので、花を眺めながら歩いていました。山の中を歩きながら見る花には心が癒されます。スマホで熱心に花の写真を撮る登山客もいました。

花の名前に疎い私ですので、時間がある時にゆっくり調べようと思います。またしばらく歩くと一丁平に到着です。

この場所はお手洗いや椅子があるので途中休憩には持ってこいの場所です。ここでスポーツドリンクを一口。周りを眺めていると、花に止まる蝶々がいたので撮影。

夏の炎天下の中、蝶々さんも暑そうですが大丈夫でしょうか。。。あちこちの花に飛んではとまっていました。坂を登ったりしていると、ようやく小仏城山に到着。

この頃には体調もすっかり回復。ここで、一旦リュックを肩から下ろし、椅子に座り休憩。コンビニで購入した昆布のおにぎりを一つ食べて、羊羹で糖質補給です。小仏城山は眺望も良く、高尾山山頂からの距離もそんなにないので、高尾山山頂から先に進んでみたいと思った方におすすめの場所です。10分ほど休憩をとった後、景信山へ向かうため、また登山道に戻ります。

この日は雨が降った翌日の登山。そのため登山道はぬかるんでいて靴は泥だらけ。泥に埋もれないように気をつけながら歩きます。ここをしばらく歩くと、相模湖が見える場所に到着します。紫陽花もまだ咲いていました。相模湖が近くに見えるこの場所も中々の良いスポットです。景信山へ行くと相模湖が小さく見えるので、ここで相模湖をじっくり見るのも良いかもしれません。

そして景信山へ行く途中には、私には名前が良く分からない花が地面にいっぱい咲いてました。綺麗なので思わず撮影。登山をしている方に「これなんて言う花だっけかな」と話しかけられるも、ワカリマセンな私です。ごめんなさい。。。

足元の花を眺めながら歩いていると、急な坂が現れて景信山へ到着。視界が開ける場所に急な坂があるのが、景信山到着の合図な気がします。


景信山でもリュックを下ろし、羊羹を補給。ここでは、使い捨てのフィルムカメラでも山々を撮影。まだまだフィルムの枚数があるので現像は夏が終わる頃かな。景信山からひたすらに夏山を眺めます。相模湖の様子も冬とは違ったように見えます。そして忘れず景信茶屋にいるこちらのワンちゃんにも挨拶へ。あまり近寄ると吠えられますので、距離をとってご挨拶。

標高が高いので、都会で暮らしているよりは涼しいと思われ。ここで休憩し続けると陣馬山へは到着しませんので、休みもほどほどに陣馬山へ向かいます。

景信山から陣馬山までは5.7km。結構長い道のりになっています。ですが、中間地点に、明王峠があるのでまずはそこを目指します。陣馬山へ行く方は一旦ここで休んでいる感じがします。

陣馬山への道のりは、いつもひたすら森の中を歩いているような感じがします。瞑想にも近い感じで静かな雰囲気を味わえます。でもしばらく歩いていると上の写真のような、開けた場所に出ることも。暑い中ゆったりと歩いていると、明王峠に到着。

改めて思ったのですが、この場所結構標高が高いのですね。ここでも一旦リュックを下ろし、塩おにぎりを食べスポーツドリンクをごくごくと。ここから陣馬山に到着すれば、美味しい山菜蕎麦と冷たいアイスコーヒーが待っています。それをご褒美にまた登山道を進みます。陣馬山へは後1.9kmです。

明王峠から陣馬山への道を歩いていると、突然に現れる馬のモニュメント。この唐突感にいつも不思議な感情が心をよぎります。

馬のモニュメントで記念撮影。都合の良い事に、朝6時台に高尾山口を出発すると、ここでちょうどお昼の時間になります。すぐにお昼と行きたい所ですが、まずはゆっくりと景色を眺めます。

そしてついにご褒美の、信玄茶屋の山菜蕎麦とアイスコーヒー。山の上でアイスコーヒーが飲めるなんて、すごく幸せな事だと思う私。なんせスポーツドリンクは殆どお湯ですから。。。

ミネラルが身体中から抜けているので、蕎麦が凄く美味しい。山菜も味わいがあり身体に染み渡ります。しかし日陰の席はうまっており、お日様の下にいた私です。美味しい蕎麦を堪能した後、陣馬山へ別れを告げ、下山開始です。

落合まで歩けば藤野駅が近いので、4.9kmほど陣馬山山頂からひたすら下ります。下りなので4.9kmもそれほど長く感じないかも。。。です。

ひたすら下って、下って、下って、山から降りてみるとのどかな風景が広がっていました。

川では水遊びをする、家族の姿が見えます。網を片手に何かをとっている模様。水が綺麗でなんとも良い感じですね。
そして路面の照り返しが酷い、炎天下のアスファルトを歩き藤野駅に到着です。藤野駅では今年初めてみる、ひまわりにも出会いました。

藤野駅から見えるお決まりのラブレターも見て帰路につきました。藤野駅での電車の待ち時間が30分もあり、ホームで夏の風に吹かれていました。部活帰りの中学生?高校生?もホームにいてなんだか時が止まっている感じで良い雰囲気でした。

家へのお土産には、藤野駅の途中にある農家で野菜を購入。山へ行くと恐ろしいほど安い値段で採れたての野菜を買えるのも良きポイントです。下の写真の野菜はほとんど100円です。

家に着いた後は早速野菜を炒めて、夕飯に。今回は夏初め(まだ始まってない?)暑い中20kmほど歩いたので、満足しました。またしばらくしたら高尾山を縦走しようと思います。

夏山というと炎天下で暑いイメージがありますが、この季節でしか見れない雲、山々の色が見れるのが醍醐味でした。皆様はくれぐれも夏の登山は無理なさらず。

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