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先輩OJTと振り返る:新卒入社から一年、成長と夢への挑戦

今回は、昨年に新卒入社をして1年目を終えた大西さんと、OJTを担当した雨宮さんのお二人にインタビューしました。1年間を振り返り、お互いの向き合い方、これから目指す姿をお話いただきました。ぜひご一読ください!

左から大西さん、雨宮さん

プロフィール
大西龍弥さん
2023年4月1日 新卒入社
同じくDIGITALIO メディア事業本部 AFFI unit  ASPチーム
完全成果報酬型の広告を担当 ー 広告主に対して「ECナビ」での配信プランを提案し、広告実行&成果改善まで対応

雨宮 昇志さん
2022年5月1日 中途入社
DIGITALIO メディア事業本部 AFFI unit  ASPチーム
入社時から一年間、大西さんのOJTを担当

入社してから一年を振り返って

ーまず入社一年目を終えた大西さんにお聞きします。この一年を振り返ってみてどうでしたか?
大西 今いる部署では自分が久々の新卒入社の社員で、周りにはこの業界の歴の長い方ばかりなので、4月に入社してここに配属されてから、同じチームメンバーの先輩たちに追いつきたいという想いでやってきました。

ーOJTを担当した雨宮さん、当初大西さんにどのような印象を抱いていましたか?
雨宮 最初は素直で勉強熱心な「学生」の印象が強かったのですが、この一年間見てきて立派な社会人になったなと思います。新入社員として仕事のノウハウやスキルを一から学びながら、常に疑問を持つことを忘れず、そこから解決につなげていく姿勢が素晴らしいと思っています。

新入社員の中でもなかなか素直になれずに学びの機会を逃してしまう人もいるかと思いますが、大西さんの場合は本当に素直で「何も分からないので、ぜひ教えてください!」という姿勢で来てくれたので、僕だけではなくチームとしても大西さんが入ってきてくれてとてもありがたいねという感じでした!大西さんの性格は今の仕事にもすごくマッチしていると感じています。

大西 照れますね(笑)雨宮さんは普段からこういうことを伝えて褒めてくださるのでとても嬉しいです。

雨宮 褒めるというより思ったことをそのまま共有しているだけですよ。
大西さんの成長はOJTとしてよく実感できていて、この業界で働いている同年齢の人たちと比べても負けていないと思っているので、お世辞ではなく本当に立派だと思っています。

大西さんは最初から自分のやりたいことや夢を持って入社してきて、その夢を叶えるために一生懸命頑張ろうとしていたので、僕もそれに応えたいという気持ちが大きかったです。

将来叶えたい夢について

大西 「いつか自分のメディアを作りたい」という夢があります。ただメディアを作るだけでなく、事業として成功させるためにはどうやって売り上げを作っていったらいいのか、どういうところを改善して、どう磨いていくべきなのかという過程の部分が学生の頃は全く分からなかったので、働きながらスキルや知識を身に着けていきたいという気持ちがありました。

雨宮 大西さんの場合は、自分と同じ悩みを抱えている人たちに対してその悩みを解決できるようなメディアを作りたいと考えているんですよね。

ーとても素敵ですね。その夢はいつから持っていたのですか?

大西 誰かと悩みをシェアできる場を作りたいという想いは幼い頃からずっと持っていました。もともと持病があり、ずっと抱え込んできたので、自分と同じものを抱えている人たちと悩みを共有して、どうにか解決したいという想いがありました。
大学くらいからITやマーケティングに興味を持ち始め、色々な人に届けられるという特性を活かして、メディアを通じてであれば自分のやりたいことができるなと思い、この会社に入社しました。

ーIT業界やマーケティング業界に興味を持ったのは、「世の中に与える影響力の大きさ」が理由だったのですね。

大西 まさにその通りです。やはりリアルとオンラインでは手が届く範囲が変わってくるので、そこが一番大きな違いだなと思っています。

雨宮 新入社員の頃から夢を持ちながら働けている人はそこまで多くないと思っていて、僕も当時社会人になりたての時はざっくりとしたイメージはありつつも自分の夢を具体化できなかったので、大西くんからこの夢の話を聞いたときはとても感動しました。

ただどうしても仕事が忙しくなると、段々と自分の夢ややりたいことの優先度が下がってしまうこともあると思うので、仕事をやりながら常に「どうしたらその夢に繋がるか」を意識し続けることが大切だと考えています。
そうすることで本人のモチベーションも上がり、よりその夢を具体化できると思うので、僕自身からもそのことを伝えるよう心掛けています。

大西 元々僕自身が考えていたものはボランティアに近い感覚だったのですが、先輩方と関わる中で「どうしたらマネタイズできるのか」「どうしたら事業として上手くいくのか」などまでを考えるきっかけになったので本当にありがたいです。
実現するための過程を考えることがまだ苦手だと感じているので、普段の仕事から道筋を立てて逆算して考えていく癖をつけなければと意識して訓練しています。

雨宮 大西さんのように、ぜひ新入社員の皆さんには自分の夢ややりたいことをもっと積極的に周囲に発信していって欲しいなと思います。伝えていけば周りに共感してくれる人は絶対いますし、そういう人たちからの協力を仰ぐことも自分の夢に近づく方法の1つだと思っています。

OJTとしての想い

ー雨宮さんがOJTになった経緯について教えてください。
雨宮 僕が中途入社をした時に、まだ事業部の中で教育や研修制度がきちんと整っておらず苦労した経験がありました。その経験からこの会社に入社してくれた新卒の皆さん一人ひとりの人生をちゃんと大事にしたいという気持ちで今回OJTに手を挙げました。

ーOJTをする上で心掛けていることはなんですか?
雨宮 OJTの枠を超え、「自分以上の人材を育てていくこと」を目標にしています。「業務に必要な知識やスキルを実践しながら伝承する」だけでなく、その人の個人成長に繋がるよう上手く導いていければと考えていました。

その中でも特に、社内だけではなく社外のパートナーさんにも大西さんの成長に一緒にご協力していただくことをよく意識していました。
営業として、常にトレンドや時期に合わせて新しい広告プランの提案をしなければなりません。新入社員の皆さんにも必ず自分の考えやアイデアがあるので、それを否定せず提案内容に落とし込んで提案してもらった後に、提携先の担当者さんと個別で連携し、新入社員からの提案をご理解いただいた上で肯定と指摘のフィードバックをいただくようにしました。

同じ事業部の先輩からのアドバイスより、取引先からの指摘のほうが本人に響くと思うんです。「相手が何を求めているのか」、「自分が何を提供できるのか」を実感した上で、さらにアイデアを絞って、よりよい提案をしていくという繰り返しは新入社員にとって重要だと思います。
責任は私たち先輩が取るから、新入社員だからこそ大胆でチャレンジしていける環境づくりを意識しました。

大西 そんな風に考えていてくださったんですね。
本当に雨宮さんのおっしゃる通りで、やはり先方から直接ご指摘を受けたことはすごく重く残ります。売上げにも直結することなので責任も感じますし、自分の行動を改めるきっかけをいただきました。

雨宮さんにOJTとして見てもらえている安心感はありつつも、僕としては雨宮さんの顔に泥を塗るようなことはしたくないので、手を抜いたりせず、常に責任感を持って仕事することを常に意識していました。

この一年での経験について

ー入社してからこれまでで最も大変だったことはなんですか?
大西 自分にとって一番の課題となったのは、相手が理解できる明確な数字を提示して説明すること、そして自分の仮説や提案を論理的な背景・要因を提示して説明することです。これくらいの数字でこれだけの結果を出せますよと言っても、なぜその結果を出せるのかということを社内外に説明しなければならないですし、それで納得してもらわないといけないのですが、初めの頃はそれが全くできませんでした。

仕事となると、ただやりたいからという理由だけではダメで、なぜそれが必要なのか、どのようなメリットが得られるのかを言語化して相手に伝えることが重要になります。入社した頃は頭では理解していても上手く言葉に出来ないことも多くありましたが、先輩方から多くのことを学び、時間と経験を積んでいく上で徐々に自分でロジックを立てて説明できるようになりましたし、今ではより具体化して相手に納得感を持ってもらえるような伝え方を身につけることができたと思っています。

ー業務の中で嬉しかったことや良かったことはありますか?
大西 チームとしても自分個人としても、目指していた目標を達成できたことが嬉しかったです。また、自分の担当する社外の方とのコミュニケーションも大事にしてきたので、自分が担当してから売上が伸びたりと明確に数字で成果が実感できたのは非常に嬉しかったですね。
数字以外の面でも、社外の方から「大西さんが担当でコミュニケーションが取りやすいです」と仰っていただいたことがあったので、自分の力で信頼関係が築けたとやりがいを感じました。

元々コミュニケーションを取ることが苦手だったのですが、学ぶ機会を大切にしたいと思い、社外の競合他社の人たちを集めて勉強会を開き交流をしたりもして磨いていったのも良い経験だったと思います。

雨宮 コミュニケーションに苦手意識があるにも関わらず、外部の方と情報を交換し、さらにその情報を業務にも活かしているのは非常に立派だと思います。大西くん自身が成長を実感しながら仕事にやりがいを持てている点が非常に嬉しく感じます。
誰しもが半年前、1年前に自分が作成した資料を見てまだまだ甘いなと感じることがあると思うのですが、それは自己成長ができた証なので、大西さんにはさらにこれからも半年後、1年後の自分から見て今の自分が甘いなという感覚を持てるようにどんどん成長していってほしいと思います。

最後に

ー今後大西さんにどんなことを期待しますか?
雨宮 まず、現時点で大西さんは同業界・同業種の子たちに負けていないと思っています。
今後はさらに業務面や情報収集面を強化し、「業界」、「国」という枠を超えて、どこに行っても活躍してくれる人材になってほしいと思っています。

ーそれを受けて大西さん、今後の意気込みをお願いします!
大西 まず仕事面については、この一年で雨宮さんに教わったことを今後も意識しながら頑張っていきたいです。現在はECナビの業務を担当していますが、その枠だけにとらわれることなく、新たな売上、コンテンツなど、これまでになかった新しいものをどんどん生み出していくことに挑戦していきたいです!

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