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X(Twitter)で詩、歌詞を書いています。 最近、Xが信用ならんので、Noteへお…

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X(Twitter)で詩、歌詞を書いています。 最近、Xが信用ならんので、Noteへお引っ越し作業してるところです。 ショートショートや童話、イラストもかきます。 物書きさん、よろしくお願いします。

最近の記事

愛さない

自慢される点数 学歴 結果 それ、私のものだよ どうしてあなたが自慢するの? あなたは私に言った 愛してあげる でもそれは玩具として愛でるだけ でもそれは自分の地位を示すのに必要ということ 私の求めた愛は違う ただただ 私としての居場所が欲しい すれ違う愛の意味 行違う2人の道 いつまでたっても道具のまま あなたにいいようにされるだけ 見ててわかんない? それとも見てないからわかんない? 今 私が望むのは 私の意味する2人の道 利用される知識 性格 行動 それ、私のものだよ

    • 希詩感/既視感

      希望の詩をうたった それは誰かがいつか見た夢と同じ 希望が届かないその先も 絶望の中見つけた光も 過去と同じ過ちを繰り返す 我こそと声を上げても 感じるのは絶望を伴うデジャブ 口にするのは声にならない哀しみ 希望が届かないその先で 絶望の中足掻いて藻掻いて それでも希望の詩をうたう 見つけた光を信じるため 哀しみの連鎖を断ち切るため 守りたい今と未来のため 希望の詩をうたい続ける https://x.com/Kotobaomoi2023/status/17839946571

      • いきたくない

        隣で小さな子がプリンセスのドレスを着て 楽しそうに両親に手を引かれてる 僕もその子のように好きなキャラクターの服を着たかったのか 両親が仲良さそうなことが羨ましいのか 八つ当たりのようにそれを疎ましく妬ましいと感じる僕は やはり何処か壊れているのだろう すべての音が煩くて 目に入るものすべて消したくなる だから文字の世界に逃げ込んで こうやって爆発しそうな自分を抑えつける 今は単に疲れているだけだ 今はただ調子が良くないだけだ そう言い聞かせる 行きたくもない仕事に行く途中

        • 死にたがりの人形

          何故 僕は死ねないんだろう こんなにも死にたいのに いくらナイフを当てても血は出ず いくら首をつっても頭が取れるだけ いくら飛び降りても欠片にはなれず いくら毒を飲んでも口の色が変わるだけ どうしてみんなは死ねるの? どうしたら僕は死ねるの? 君には命がないからだよ 「何か」がそう囁いた 命があれは血が出るの? 命があれば呼吸が止まるの? 命があればバラバラになるの? 命があれば毒に侵されるの? わからないよ 命って何? 暗闇をナイフで裂いてみた 「何か」から出た キレイな

        愛さない

          孤耐え合わせ/答え合わせ

          孤独に耐えた先で貴女にあった 答え合わせといきましょう 貴女は僕の悲惨でだけどなんの面白味もない 起こるはずだったことを淡々と述べる 貴女も孤独に見えるのに 僕なんかよりもずっと強く思えた 僕は貴女となら強くなれますか 尋ねたけど貴女は笑うだけ 孤独を縒り合わせたところで 産まれるのは無価値なもの 孤独な時間は人を強くも弱くもするけど 傷の舐めあいは単なる自傷行為 それでも僕は貴女と居たいです 貴女は淡く微笑って僕の手を取った 答え合わせといきましょう そ

          孤耐え合わせ/答え合わせ

          いつも通り

          何したい? 何が欲しい? 聞かれても答えられない だって 何を望んでいるわけでもなく 何か欲しいわけでもないから 動かせない思考回路 ずっと考えることも忘れたままで ただただ惰性で生きている それなのになぜか苦しくて きっと今は満たされているのだろう 知っている 知っている 知っているけど 満たされている感じがしない 相変わらず欠けている 鼓動は揺れる 揺れる 揺れる そうやって僕の体を揺らして傾く まとわりつく眩暈のように 平衡感覚を失くして堕ちる 楽しいね これ良くない

          いつも通り

          神様の御遊び

          神様は太陽を作った時 周りにいろいろな石を並べてみました それぞれの石に色を付けてみたのだけれど 3番目と4番目の色の塗分けに困りました そこで3番目の石に水と炭素と窒素で 他とは違う色を作ってみることにしました すると青と緑の入り混じった綺麗な色になりました 神様は満足して それらの石を廻してみたり、飾ってみたりしました しばらくすると3番目の石がうるさくなってきました 神様は綺麗にしようと、砂で磨いてみました 3番目の石はいつの間にか青いベールをまとっていたので  砂が

          神様の御遊び

          ジレンマ-時連間-

          うなされて飛び起きる 夢か現か どちらの空間でも繰り返す 悪夢のようなジレンマ 時の連なりの狭間に揺蕩う 周りに写るは走馬燈 上下に見えるはいつかの続き 少し息継ぎをして潜り込む よく切れる鋏を抱えて あちこちで記憶を抱くツルの先を 切り落としていく 辿り着いたツルの根元は 僕になにもかもそっくりだった あぁ、このジレンマは僕自身が生み出したのか そっと首を断った From

          ジレンマ-時連間-

          存在証明

          何を食べても満たされない 何を見ても興味ない 誰とも関わりたくないし 誰かを愛するなんて論外 欲なんてなければ楽になれる その筈なのに 抑え込んできたはずなのに どうしてこんなに苦しいのだろう ぽっかりと空いた胸の穴は 何もない僕の中を照らし出した 空っぽの感覚は 僕が僕である証明 自分自身を保つ方法 ただ 独りで命を繋ぐ 僕の中に居る僕は 満たされない欲求を抱えて この世界に存在する 何かで自分を満たしたい 興味を持てる何かが欲しい 他人とつながりを持ちたいし 誰かを愛し

          存在証明

          処分

          人間にも人形にもなれない 大人でも子供でもない 生死すらわからない 僕は何? 僕は何を求めている? 繋がりなんてわからない そんなもの持ったことない 存在なんてわからない そんなもの必要ない 僕には何も要らない 望まない 期待しない 関わらない ああ 僕は「出来損ない」なんだね こんなものあったって邪魔だな だって僕が「なければ」 嫌な思いをした人も 傷付いた人も 時間を無駄にした人も その思いを 傷を 時間を 他の物で埋められたんだ 感情なんてわからない そんなもの必要

          容量オーバー

          君はいつだって周りを感じすぎるんだ 他人の喜怒哀楽 苦しみ 助けを求める声 どうして それら全てを受け入れる? どうして それを無視できない? 君自身を削ってまで 容量オーバー それでも受け入れてしまう君 それは もう 優しさなんかじゃない それは そう 身勝手な自己犠牲 大いなる自己満足 方法が分からないなら 全て閉ざしてしまえばいい 目を閉じて 耳を塞いで  さぁ 叫べ 今 それぞれが生きてる世界 あちこちから聞こえる声は言霊となって 君に襲い掛かるけど そんなこと 掻き

          容量オーバー

          ONE DAY

          毎日同じことの繰り返し 同じ時間 同じ空間 同じ登場人物に 同じ僕 死んだ目に映るのは 変わりばえのない世界 輝きなんてない灰色の世界 今日が何曜日かさえ分からなくなっていく 砂嵐を映すブラウン管は雑音(ノイズ)だけを響かせた 手に入れたのは黄金の果実 呪われたのは僕の作った偶像 記憶にない記憶に 縛られ 惑わされ 今が崩れ去っていく もう取り戻せない「今」 僕は何が見たかったのだろう 変わらぬ眺めをループする 決まった時間 決まった空間 決まった登場人物に 決まった僕 鈍

          愛と言うには未熟すぎて

          優しいキスで終わる関係 愛と言うには未熟すぎて それ以上には進めない 恋人繋ぎはするね 互いの家でデートもするね 昔の写真も見せ合いっこしたね でもそれ以上には進めない 好きって何なんだろうね 愛って何なんだろうね 両親は愛し合ってたのかな 君はかつての恋人とも愛し合ってたのかな 私達は愛し合えるのかな それでも愛し合って迎えるのは別れなのかな 愛と言うには未熟すぎて 私達はまだ深くまで触れ合えない 愛と言うには未熟すぎて 私達はまだ浅くしか好きでいられない

          愛と言うには未熟すぎて

          何重にも何重にも夢を見た 何回も何回も起きて 最後にアラームで起きた時 とても安心した もう連絡も取っていない妹がでてきた 生死もわからない祖母と遊ぶ約束があった 寝ていたのは今住んでいるアパートだったのに 外に出るとそこは小さい頃住んでいたマンションだった 祖母との待ち合わせの駅に行く途中 携帯電話を忘れてたきたのを思い出した 家に帰りたかったのに、迷子になった 毎年祭りや初詣に行った神社に着いたら 神社は改装されていた それでも土地勘は残っていて 神社からマンションへの道

          アポトーシス -堕-

          動くこともできなくて 声すら上げられない僕たちは 誰にも気付かれないまま命を捨てていく ほら あの人はこんなことをしているのに ほら あの人は命を無駄にしなかったのに 「あの人」には恵まれていた機会 苦しみから立ち上がった成功者 みんながなれるなら この世界に自殺なんて言葉存在しない 何故僕は生まれたの? 何のために生かされているの? 生きづらいとか関係ない 誰も助けてなんかくれないんだ だから僕らは独りで構わない さぁ 組み込まれたDNAを読み解いて 今 タイミングを見計ら

          アポトーシス -堕-

          アポトーシス -昇-

          動くこともできなくて 声すら上げられない僕たちは 誰にも気付かれないまま命を捨てていく ほら あの人はこんなことをしているのに ほら あの人は命を無駄にしなかったのに 「あの人」のは恵まれていた機会 苦しみから立ち上がった成功者 みんながなれるなら この世界に自殺なんて言葉存在しない 何故僕は生まれたの? 何のために生かされているの? 生きづらいとか関係ない 誰も助けてなんかくれないんだ だから僕らは独りで構わない さぁ 組み込まれたDNAを読み解いて ほら タイミングを見計

          アポトーシス -昇-