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すごいマンゴーを作るおじいちゃんに会って来た

担当:あり

note始めます!

今週から社員5名が1週間ずつ交代で毎週水曜日に各自テーマをもって
noteを更新していきます。
水についてや食についてなどバラエティーに富んだ内容になる予定です。
第一弾は私ありが担当させていただきます。

その話本当ですか?

株式会社TAMURAには、まことしやかに言い伝えれている嘘か本当かわからない話がたまにある。前職でのSNSマーケティングの会社ではおおよそ想像もできなかったような、「それは本当ですか?」と聞き返してしまうような。
そして1つずっと気になっていた話の真相をついに知るこ機会を得たのです。

株式会社TAMURAでは毎年お中元に沖縄のマンゴーを送っています。
とてつもなく美味しく甘い!のに、のどに引っかからないすっと喉を通り過ぎるマンゴーです。
私の少ないマンゴー食歴で恐縮ですが、間違いなく1番美味しかった。

そのマンゴーを作っているのは沖縄県名護市の長堂さんという方らしい。
写真でしか見たことがなく、ディレカを使っていただいてもう15年以上になる。なんでも東京の有名なフルーツ屋Sのお偉い方が直々に取り扱いの依頼に来たとかなんとか。
これが(今思うと本当に失礼な話なのだが)本当か?と思った話なのだ。

こんなにおいしいマンゴーを作っていて、すごい伝説もある。
ぜひお会いしたいということで沖縄に実際に会いに行ってきました。

そこに現れたのは小柄なウチナーグチな優しそうなおじいちゃん。
お会いしたのがお昼ごろというのもあり
ご飯を食べながらお話を聞くことに!

一緒に食べたチャンプルー定食

マンゴーの美味しさの秘密を聞きつつ、(この話はまた別の機会に。)
一番気になっていた、フルーツ屋Sの話って本当なんですか?と単刀直入に聞いてみると。。。

笑いながら「そうだよ」と一言。
そもそも長堂さんはその会社の名前を知らなかったらしく、電話がかかってきてもペコペコしない。
ネームバリューがあるので、大抵の農家さんは気を遣うそうなのですが
知らないものは知らないということで、気になるのであれば直接農場に来てくださいとそっけない対応をされたそう。

その対応がもしかしたらフルーツ屋に面白いと思われたのかも。

実際に取り扱いが始まったときに
長堂さんがおっしゃった言葉が
「色形はほかのマンゴーに劣るかもしれませんが、味だったらよそに負けない。1番だと自信をもっている」。
ブラインドテイスティングをした際も満場一致で長堂さんのマンゴーが選ばれたそうです。

長堂さんのマンゴー

長堂さんのマンゴーは完全無農薬、化学肥料不使用、自家製の有機肥料とこだわり満載。また水を撒くタイミングも独特で
マンゴーの木と約束しているので必ず毎週「水」曜日に水を撒く(のだそう)。
余談だが、実はこのnoteの投稿も、長堂さんのそんな素敵なエピソードから水曜日に投稿をしていきます。

そもそも長堂さんのマンゴーはあまり市場に出回っていない。
フルーツ屋さんも噂で「美味しいマンゴーがある」と聞いて直接お電話して来たんだとか。

実際の収穫前のマンゴー

もう一つ長堂さんのお話の中で心に残っている言葉があるので
ご紹介させていただきます。

「僕はね、日本全国47都道府県に一人友達を作るようにしているんだ。
なんでかわかるかい?」
「友達が47都道府県に一人いれば、僕のマンゴーを47都道府県に届けられるんだよ」と茶目っ気たっぷりに語ってくれた。
大量生産(は=追加)できないけれど、長堂さんのマンゴーの価値をわかってくれる方がいれば、売れ残ることはない。そんな友人が各都道府県に一人ついればいいと僕に教えてくれた。農業人の中にしっかり商売人の心を見た。

長堂さんと筆者。まるで孫とおじいちゃんの様と社内では


長堂さん今年は収穫手伝いに行きますね!!!







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