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クラフトジン|BEAR'S BOOK|from 熊本

ジャパニーズジンに魅了された主が、出会ったジンとその魅力について勝手気ままに投稿するこのマガジン。

第4弾の今回は熊本で見つけたジンをお届けします。今回ご紹介するジンは、私にジンの美味しさを教えてくれた父から頂いた1本。毎度毎度よくもまぁ色んなジンを見つけてくるなーといい意味で感心しております。

僕が目をつけているラインナップにもなかった商品なのでラッキー!

商品名

今回ご紹介するクラフトジンは「BEAR'S BOOK」

写真:HPより引用

”熊本”だからBEAR'S BOOKなのか〜、と思っていましたし、たしかにその意味もありますが、商品名には別の意味も込められていました。

蒸留所とストーリー

BEAR'S BOOKは熊本県人吉市に本社を構える高橋酒造により開発されました。

世界四大スピリッツ(蒸留酒)の一つであるジンを熊本から世界に発信したい。そんな想いからジンづくりのプロジェクトが動きだし、高橋酒造の次世代を担う若き蒸留家たちによる新ブランド、『T’s CRAFT』が始動しました。

BEAR’S BOOKは『T’s CRAFT』の第1弾となる商品で、4年もの歳月をかけて開発された渾身の一本なんだとか。

BEAR'S BOOKには、開発者らが長い歳月のなかで体験した「物語」を発信していきたい、そして紡がれた熊本の物語を世界中の人に読んで欲しい、という想いが込められているとのこと。

『T’s CRAFT』の第1弾が今回の商品ということは、これから第2、第3弾へと繋がっていくのでしょうか。とても楽しみです。

メイン

ベース:グレーン・スピリッツ?(予想)

日本で作られているクラフトジンのベースには、焼酎や米、泡盛といった日本の色を活かした素材が多いんですが、今回の商品のベースはわかりませんでした。

ただ、HPには、「ジンの本場で親しまれてきた製法を取り入れる」・「開発者自らがイギリスやドイツの蒸留所を訪問」・「本場ヨーロッパの文化をリスペクト」、といった記載があることから、ジン本来のベースであるグレーン・スピリッツ(大麦やライ麦、トウモロコシなどの穀物を原料とした蒸留酒)が使用されていると予想しています。

ボタニカル

BEAR'S BOOKには10種類のボタニカルが使用されています。

・ジュニパーベリー

・山椒

・不知火

”しらぬい”って読むんだそうです。

・ゆず

・お茶

・杉

・米のもみ殻

・椿

・レモン

・生姜

特徴

「BEAR’S BOOK 」は、熊本県産の柑橘や茶葉など十種類のボタニカルを使用。

口に含んだ瞬間、ジュニパーベリーのウッディーなフレーバーが広がり、次いで柚子をはじめとする和のシトラスアロマが鼻を抜けます。

さらに、生姜や山椒といった和のスパイスが程良いアクセントを生み出し、エシカルボタニカル“米のもみ殻”の奥深いコクで上質感を演出。まるで森林浴をしているような芳醇な癒しをもたらします。

※「エシカル」(地球環境や地域社会への配慮)という考え方に基づいて選定されたボタニカル。再生可能な原料や環境に優しい材料を積極的に使用することで、社会との共生を目指す。

商品HPより

個人的な感想としては、ベースがグレーン・スピリッツなので、他のクラフトジンに比べていい意味で癖のないスッキリとした味わいを感じました。

不知火とレモンといった柑橘の香りがほのかに香る一本で、ジンを初めて飲む方にも進めたい一本です。

飲み方

・ストレート

・ソーダ割

美味しいジンだからこそ飲み方はシンプルで。HPにはジントニックなどの飲み方も提案されています。

How to buy

Amazonや楽天では調べても出てきませんでしたので、今のネット購入ならばBERA'S BOOKの公式ECサイトのみでしょうかね。

ジン制覇マップ

新たに熊本県が加わって、「1府3県」制覇です。

まとめ

今回のジンいかがだったでしょうか。「飲んだことあるよ」とコメントをくれたり、「これ美味しいよ」なんて感じでオススメしてくれたり、”スキ”を頂いたり、頂き放題だと嬉しいです。

これまでの投稿

これまでに、鹿児島・京都・長野のジンを紹介してきました。マガジンにて他の投稿がまとまっていますので、よかったら覗いてみてください。

それではまた!

国内海外問わず、世界には美味しい食べ物やお酒がまだまだあるはず。そんな世界を知って、自分の料理に昇華できたらと思います。コロナ明けはイギリスとフランス文化の混ざるカナダへの食旅行を計画中。