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ラジオ2次会 Vol3

毎週火曜日に出演している地元ラジオ局の子育てコーナー「Kids Room888」。こちらで話したことの振り返りをする」目的で始めたのが、本記事”ラジオ2次会”です。
※詳しくはこちら参照いただけますと嬉しいです

さて、今日のテーマは下記のとおりです。

=今日の話題「パパ、これが欲しかった!」=

以下は、僕がまだ新米パパの時の話。

まだ長女が小さかったころ、僕と二人でお出かけした時のことです。

この日はパパと初めての2人公園さんぽ。ですが、着いてしばらくすると、明らかにお尻がモコっとしていました。う○こですね。おむつをチェンジせねばなりません。

ところがトイレに行っても「おむつ交換台」はどこに…。

もう少し小さな時期だと、ミルクを持って抱っこひもでお出かけに行った時。泣き出したので「あ、お腹すいたかなぁ」と授乳室へ向かいますが、授乳室には「男性の入室はご遠慮ください」の表示が。

結局多目的トイレでミルクを飲ませたり…。

世の中的には、いわゆるイクメンも増えてきた実感がある中ですが、環境がまだ追いつかない…なんてことは結構あります。

「ママを休ませたいから2人で出かけるよ」なんて、世の中のパパ達のやさしさが仇となり、トイレ探しからオムツを変えられるスペース探しに時間を取られる、その間でお股がかぶれちゃう。だから結局ママと女子トイレで交換。

授乳だって、今や液体ミルクの時代。ママさんの体調もありますので、常に母乳で授乳ってこともありません。ミルクならパパだってやれます。

ところが、施設自体がママが見る前提で色々設計してしまうと、結果的にママだけが負担しちゃう。

と、まあこんな感じ。恐らくイクメンさんなら誰しも一度は「あれ?」っていうようなことばかり。

世間では「男女ともに子育てを」という空気感が主になっていますが、現実には「まだまだママがやる前提」で設計された環境が多いんです

これはもう何年も前から、講演やパネルトークなどで取り上げてきた話題です。

奇しくも最近こんな記事が上がっていました。

実際、近所を出歩いてみても、男性トイレにこうした設備があるのってなかなかないです。イオンくらいですかね。

だから小さな子がいるとお出かけ先も、そうした「揃っているところ」に限定されてくる。

これは紛れもない「経験者としての声」。机上の空論で「こうしたら?」なんてものじゃないんですよね。

2年前に見たこちらの記事で、「日本でもこうなるといいなぁ」と思ったことがありました(上記Yahooニュースでも記述がある内容です)。

こうした小さな積み重ねが、「子育てしやすいまちづくり」につながると思うんですよね。

ひいてはそうした環境づくりが、人を呼び込むことにもつながる。

定住の促進や、商業施設の有効稼働という観点でも、こうした視点って重要だと思いますよ。


~ごとう に ついて~



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