週刊ごとう Vol15
勝手に気になったニュースを見ていく「週刊ごとう」です。
さて今週の気になるニュースは…
・ファミマ7千店が時短営業を希望
・国内のフリーランスが300万人超に
・佐々木、登板回避に理解
そんな中、今週気になったニュースは…
・佐々木、登板回避に理解
地元・岩手を沸かせた大船渡高校の佐々木投手。甲子園の切符をかけた決勝では登板せず終わったそうです。
で、この起用に対し、高校には抗議の電話や、中には乗りこみ示唆もあり、ちょっとした大騒ぎになっているそう。
まぁ、大船渡市と言えば東日本大震災での被災地でもあり、多くの市民が彼の活躍に期待をしていたというのも分かります。
でも僕はちょっと、それはどうなのかなと。
僕自身が高校野球と言うものに対して、非常にドライな思いを抱いていることもあるのかもしれませんが、佐々木君に全てを背負わせるのはどうかと思う訳です。
彼には彼の野球人生があるわけですよね。
監督はそうした事まで考えていたのではないかとも思う訳です。あまり興味がない第3者としては。
佐々木君が出ないから負けたというなら、その根拠を出してくださいよと。
佐々木君がかわいそう。それ佐々木君に聞いたの?
勝手にヒーロー押し付けて、勝手に切れんなよ。と思います。
個人的に疑問符な高校野球の応援体制
高校野球って、なんであんなに過密日程なんですかね。あんな疲弊が明らかな日程だからこそ、ベストコンディションで戦えるようにマネジメントしていくのが大事なんではないかと。でもなぜか連投が凄い美談にされますよね。個人的には連投ピッチャーに属人化している方が、チームとしてはマズいのではないか?とも思います。サッカーのアルゼンチン代表だって、「戦術・メッシ」で失敗してますよね。
たった一人で投げ切った。最後まで体に鞭打ってマウンドに立った。当の佐々木君は、そうしたお涙ストーリーの主人公を望んだのでしょうか。
加えてですよ。全校で応援に行くスタイル。あれも正直訳わかんないです。毎年この時期、うちのママの病院に必ず、応援中に熱中症になった高校生が運ばれてきます。
「選手も頑張ってるんだ。だから俺達も。」
ちょっと待って。あなた一人がぶっ倒れて勝つ保証がどこにあるんですか。
なんだろう。気持ち悪いんだよなぁ…。
応援って強制されるもんでしょうかね。何人かは絶対、心の中で「俺の時間返せ」と思ってますよ。でもそれを言ったら非国民みたいに扱われる。
そんな息苦しい応援を貰って、選手は嬉しいんでしょうか。
よく分からない美談で将来有望な若者を勝手にヒーローに仕立て上げたり、その劇場に望まないエキストラを無理やり動員したり。
強制されるもんじゃないでしょうに。スポーツってのは。
と、思う訳です。
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