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『皆んな何かしらの仮装をして生きている。』

ハロウィンのお菓子を食べまくりなお布団こもりです。
ハッピーハロウィンという事なので、ハロウィンに関係した記事を書きたいと思う。

ハロウィンで私がまず思い浮かんだのは、仮装である。

街中や遊園地等で仮装する人のニュースを今年も目にした。

何故、人々は仮装をするのか。

・目立ちたいから。
・皆とワイワイしたいから。
・皆がやっているから。
・普段と違う自分になりたいから。

それぞれの理由があるだろう。

ちなみに私はハロウィンで仮装した事は一度も無い。

何故、私は仮装しないのか。

・恥ずかしいから。
・仮装しに行く友人も居ない。
・そもそも人がいっぱい居るところは苦手である。
・疲れそう。

書いていて何だか悲しくなってきた。

悲しくなってきたので、何か他に私が仮装しない理由を考えよう。

頭を悩ませた結果、一つの答えに辿り着いた。

私がハロウィンで仮装しない理由は、「普段から仮装している」からである。

???が頭に浮かんだ人も多いだろう。
詳しく説明していく。

それは日常生活で、私は様々な仮装をしている事に気がついた。

仕事場では、仕事モードの自分に仮装している。
友人といる時は、友人と接する自分に仮装している。
親といる時は、子どもである自分に仮装している。
家に1人でいる時は、家に居る時の自分に仮装している。
風邪を引いて病院に行った時は、患者という仮装をしている。

これらは、どれも無自覚に仮装をしているのだ。
それはまさに、中国の伝統芸能である「変面」のように、瞬時に仮面を付け替えているのだ。

心の中にある本来の自分に、場面場面の仮面を付けているのだ。

普段から「変面」をしているのであれば、ハロウィンで仮装をする必要も無いのではないかという結論に辿り着いた。

この「変面」の仮面は私だけで無く、皆がそれぞれ無自覚的に、行っているのではないか。

バスの車掌さん、コンビニ店員さん、交通整理の方々、色々な職種の人達もそれぞれの仮面を付けて仕事をしているのではないか。

普段とは違う仕事モードの仮面を瞬時に付け替えているのでは無いだろうか。

そうなってくると、一個の疑問が生まれてきた。

ハロウィンに仮装をしている人達は、仮面の上から仮装をしているという事ではないだろうか。

友人達といる自分という仮面の上から、思い思いの仮装をしているのではないか。

仮装の重ね着状態なのである。

なんだか思考がややこしくなってきたぞ。

仮装の重ね着状態と考えると、何だか息苦しそうである。

本来の自分という心に対して、何重にも仮装をしているのだ。

ハロウィンで仮装をしている人達は本来の自分では無い、何かになりたいと願い仮装しているのではないだろうか。

私が場面場面で仮面を被るのと同じように。

心の仮装を全部脱ぎ捨てた本来の自分というのを曝け出す事が出来たら、もっと楽に生きられる気もするが、世の中で生きていく以上、場面場面の仮面も必要なのだ。

しかし、仮面を被りすぎる事によって、本来の自分という軸すらも仮装の中に埋もれてしまってはいけない。

本来の自分を軸に持ちつつ、場面に合った仮面を被り、生活していこうと思う。

最初はハロウィンの事について書いていこうと思ったのに、書いている内に「本当の自分」といった壮大なテーマになってしまった。

最後にハロウィンっぽい事を書いておく。

ハロウィン期間限定のミスドのドーナツは美味しいよ!!

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