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週間気になるスタートアップ 06/01 - 06/07

06/05 Noah

不動産ローンでの不動産購入という従来の形から住宅を証券化して投資家と住宅購入したい人をつなげるというビジネスモデル。10年後に利用者がNoahから投資を受けた金額分の証券(住宅の権利の一部分)を買い戻す仕組みで住宅価格を売却するもしくはいずれかの手段で資金を利用者は用意して実行する。その際の住宅価格が値上がりしていればNoahの利益となり値下がりして入れば損失となる。利用者は住宅価格のリスクをNoahと共有することで借り入れにより利息支払いの代わりに値上がりリスクをNoahに提供するという形になる。証券化することで従来のビジネスモデルを変えるような試みはブロックチェーンのSTOなどでも出てきており『証券化』という仕組みは今後色々な形で出てくるだろう。

06/04 BRYTER

ノーコードで業務プロセスを自動化できるプラットフォームを提供するBRYTERというドイツのスタートアップ。経理や法務などのバックオフィスがデータベースから条件に従って情報を取得してメールを送ったりだとか契約書類を作成したりなどの自動化アプリケーションを作成できたりするみたい。RPAはかなりホットなマーケットなのでいろいろなスタートアップが世界中で出てきている。

06/03 Danggeun Market

『Karrot』というご近所同士でオフラインで中古品の売買を行うプラットフォームを韓国で運営するスタートアップ。直近だとイギリスでもサービスを展開している様子。人口過密度が高い都市には合うようなサービスとのこと。日本だとあんまり対面でモノを受け取ったりするのを嫌う傾向があるし寧ろ匿名でやり取りしたいぐらいの方向になっているのでその国のカルチャーによって流行るサービスが違う典型的な例な感じ。

Karrotのユニークな特徴は、半径6キロメートル以内の売り手だけが表示されるピアツーピアのマーケットプレイスであり(大都市でない地域では、この範囲はもう少し広く設定されている)、ほとんどの取引は対面で完結しているということだ。安全のために、ユーザー全員の身元を携帯電話番号と位置情報で確認している。

06/02 Truthset

DMP向けに収集されるユーザーデータのスコアリングをして本当に必要なデータであるのかどうかをフィルタリングするスタートアップと理解した。Audienceデータもデータプロバイダーの数は圧倒的に増えて無尽蔵にデータが提供される状況になっているのでそのデータを整理し活用できるようにするというのがここ最近自動車系のデータにも出て来ているのでデジタルマーケティングの世界でも当然だよねと。どの程度何ができるのかこの内容だけでは分からないが。

06/01 LUUP

電動スクーターのシェアリングを提供するスタートアップが有象無象に西海岸で出て一気にブームが去った感があるが、プロダクトサイクル的に今ぐらいからまた徐々に盛り上がりそうな分野だなと。日本の場合、電動スクーターって一般道路を走ってはダメとかその辺の規制問題が大きかっただけでその辺がクリアされつつあるのかな?そうなれば日本の場合道路の路面状況や利用者のモラルも高いので一般になっていきそうな感じはある。


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