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週間 気にになるスタートアップ 05/03 - 05/09/2020

今週からは日曜から土曜までの1週間にして土日はベストエフォートにしようと思う。

Summary

eスポーツ含め成熟しつつある市場の周辺もしくはバーティカル領域のスタートアップ、投資が目立って来ている。どうしてもオンライン完結のモノに目が行きがちだが、ダイビングスポットのOTAのZuBluは、オフラインアクティビティはアフターコロナでもサバイブできるのか今後注目したい。

05/08 Opera Event

eスポーツインフルエンサー支援。eスポーツもコロナの影響で後押しされた産業でその経済圏が着実に大きくなっている。eスポーツチームのマネタイズという課題に彼らがインフルエンサーとなることができるイベントプラットフォームなどを通じて各ゲーム会社からのスポンサー費用を獲得できるようなビジネスモデルになっている。eスポーツ産業がより大きくなっていくにはプレイヤーの排出がキーになるのでプレイヤーの育成に繋がるビジネスモデルには期待したい。

05/07 roov

VRを使って物件を内覧できるサービス。昨今、不動産テックの旺盛が目立つが産業自体が古くこれまでは産業独特の慣習などにしばられたいたところが時代に合わなくなり徐々にテクノロジーにディスラプトされつつある状況になってきている。内覧も不動産営業の昔からのテクニックなどにも利用されるので営業とセットだったりしていたがそもそもユーザーにとってよい物件であればそんなことをする必要もなくより利便性の高いソリューションでより多くのユーザーを集めた方がいいという合理的な判断になるのは想像に難くない。不動産マーケットは良質物件と悪質物件をどう選別するかというのがユーザーサイドに大きな課題であったがテクノロジーが利用されている物件はそれだけでも選別ができそうでユーザーメリットが高くスケールする可能性が高い。


05/06 Knowde

化学業界についてあまりなじみがなかったのだが、記事を読む限り市場規模が巨大であるが既存のビジネス慣習である対面営業などが一般的かつそれがノウハウとしてバリューチェーンで付加価値を産んでいるのでマーケットプレイス型のものがなかなか参入して成功できなかった歴史があるようだ。日本だとエムスリーがディラプトしつつあるMRも同じような構図だったので難しいとは思うがタイミングやセグメントによってはワンチャンありそうな気がする。


05/05 ZuBlu

ダイビング特化のOTA(Online Travel Agency)。 アクティビティ系のスタートアップでいくつか巨額調達のニュースもあったが、さらにセグメント化されたOTAサービスが出てきているのはOTA自体が成熟したマーケットになってきた感じがして面白い。TAM(Targeted Addressable Market)自体も記事によればアジアだけで4,500億円相当ということなのでかなり市場規模もでかそう。確かにタイ含めて沢山のダイビングスポットはあるもののそれが網羅的に整理されていることはなく旅行者が自分で色々手配したりと課題も大きいのでそれをまとめてくれるだけでも一定のニーズはありそうと感覚的にも思う。

アジアではスキューバダイビング旅行だけでも45億米ドルの価値があるにもかかわらず、一般的に大手のオンライン旅行会社がサービスを提供していない

05/04 Guileded

eSportsなどを含めてまだまだゲーミングエコノミクスが熱い中、チャットアプリで圧倒的に先行していたDiscordが一般化したことでゲーミングに特化したチャットアプリにチャンスがきているのはおもしろい。下記の機能要素だけみると特別何かという感じなのでUX/UIが使いやすいとかその辺かな。

テキストチャットに加え、ユーザーはインラインイベントをつくったり、書類をアップロードしたり、スクリーンキャプチャを投稿したりできる。実際にゲームをしながらアプリを立ち上げて、音声チャットでサーバー経由のコミュニケーションを取ることができる

05/03Klearnow

通関手続きを簡易化するスタートアップ。輸出入を経験したことがある人はこの不便さをよく理解できるだろう。それを取り扱う通関業も依然として旧態依然のままである。士業系によく見られた光景であり、ここ最近では会計士や税理士の多くの業務がSaaSに移行して行ったことと同じことがこういった業界にもどんどん起こって来る。旧態依然としてた業界のディスラプトはチャンスでしかないの。


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