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パフォーマンスを上げるための考え方〝5〟の集中とは?

アスリートのVTRを作っていると、たまに人生のヒントとなるような考え方と出会います。

最近だと、こちら。

マックス集中した状態を〝10〟
全く集中していないオフの状態を〝0〟としたら、
自分は〝5〟の状態をキープしておきたい。

「オンとオフの切り替えが大事」という言葉はよく耳にしますが、その中間をキープしておきたいというのは斬新だなと。

これを口にしたのは、玉井陸斗選手。先月、世界水泳ブダペストの10m高飛込で、日本人として初めてメダルを獲得しました。年齢はまだ15歳!

では〝5〟をキープしたいとは、どういうことなのか?

飛込という競技は技を6つ披露するんです。1つ見せたら、ほかの選手の番。次の出番が来るまで待ち時間が発生します。

この待ち時間をどう過ごしたら、実際に飛び込むときにマックス〝10〟の集中を発揮できるか。

これまでの玉井選手はというと、

①ノリノリの音楽を聴いたり、②横になって休憩したりしていたみたいなんです。ただ、①のように〝10〟を持続させようとすると最後まで持たず、②のように〝0〟にしようとするとスイッチを入れ直すのが大変だと。

だからこそ〝5〟でキープ。今回はこんな方法を試したそうです。

ぶらぶらと会場を歩きながら、友達とLINEで会話する。

その成果もあったんでしょう。競技中は「ゾーン」と呼ばれる精神状態に入り、大技をみごと成功。銀メダルという快挙を成し遂げたのでした。

さて、この話を知った僕はこう思いました。

「自分の生活にも応用できないか?」

例えば、仕事でアイデアに詰まったり、筆が止まったりしたとき。僕は「PCの前で唸っていても無駄」と、よく気分転換(現実逃避ともいう)をするのですが……、

どのように気分転換(現実逃避)するかで、その後のパフォーマンスに違いが出るのではないか、と。

意識してみると、確かに違いがあるように感じました。

僕が行き詰まったときに取りがちな行動は、次の通り。

🌟漫画を読む
🌟動画を見る
🌟ゲームをする
🌟散歩に出掛ける
🌟家事をする
🌟娘の部屋に行く
🌟仮眠する
🌟風呂に入る

確かに、違いはあるように感じました。

この中で最も効果的だったのは「散歩」でした。ちなみに、音楽は聴きながらでない方がよかったです。

調べてみたら、人は歩くと創造性が増すという研究もあるみたいですね。

一方、逆効果だったのは「ゲーム」でした。僕は『スプラトゥーン2』が好きなのですが、マックス〝10〟の集中を持って行かれてしまう感じ。「漫画」と「動画」はジャンルによるのでしょうが、どちらかというと逆効果でした。

「仮眠」と「風呂」は頭が再び回転するまで時間がかかりますねー。一旦〝0〟になってしまうからでしょう。

……如何でしょうか? あなたも自分なりの〝5〟を探したら、ライフハックにつながるかもしれませんよ。

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