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第2回目のセミナーを終えて

シンセサイザーとトラックメイクセミナー2回目が無事終了した。

今回はmoogのモジュラーを使って、より動的にシンセサイザーの仕組みを理解してもらおうと考えた。

簡単にシステムを紹介すると、
シンセはMother32、DFAM、Subharmonicon 。
Ableton LiveはLaunch Padで、
オーディオインターフェースのAudio6のMIDIアウトをMother32のMIDIインに繋ぎ、Ableton Liveをクロックのホストにする。
DFAMとSubharmoniconはMother32のAssignアウトからCVで直列に繋ぎ、クロックのコントロールをした。

今回のセミナー、前回の参加者さんもいらっしゃったのでシンセサイザーの仕組みを軽くおさらいし、Mother32の各部位をパワポの説明と併せて説明し、その場でつまみやスイッチを動かしてみた。

これはかなりわかりやすかったようで
参加者さんもなるほどと頷かれていた。

ちなみにMother32は1VCO、1VCF、1VCA、LFO、ノイズ、シーケンサー付きの、個人的には初心者の方にうってつけの非常にシンプルなシンセサイザーで価格的にもお手頃である。

次にシンセサイザーの歴史を方式ごとに解説した。これも極力ARTURIAなどのプラグインを使って音を聞いていただきながら解説した。

歴史を学ぶことは非常に重要な事で、こう言うジャンルにありがちな応用、と言う場面でとても役に立つと考えている。

最後にライブもさせて頂いた。
この中でも参加者さんには常にシンセサイザーに触ってもらい、音色が非常に多様にかつ音楽的に変化する事がよく分かって頂けたと思う。

前回のセミナーでは、技術的なトラブルもあり、言葉に頼りがちだった点が分かりにくいとの指摘もあった。
今回のセミナーはアナログシンセサイザーというまるで生き物のような機材を用いることによって実はこの世界が全く難しくなく、実は非常に親しみやすい、初心者の方でも手懐けられると言うことがよくわかって頂けたと思う。

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