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「そういう星の下で生まれたのよ」

2023年に入ってから感情が揺さぶられることが多かった。
ただ、これまでの私と違い、話を聞いくれる人がいた。
そして、言葉にしたことへ何らかの返答が来ることで、メリーゴーランドのように同じ思考にグルグルと回らずに、次のコースへ切り替えスイッチが起動したような感覚になった。

言葉にすることの大切さ、また言葉にしきれない感覚に触れること、それを無理に型にはめずに、そこに置いておくこと。

久々に短期間でこれだけの感情の嵐を覚えたことはないかもしれない。

私自身の「人生のスキーマ」である、幼少から抱えてきた「姉への嫉妬心」と「愛されたい」という想いと、母から言われた「冷たい人」という言葉から生まれた「いい人の仮面」。そして、それに対する精神科医から与えられたアドバイス「冷たいキャラでいい。性格は変わらない」と告げられ、その後に、激しく転び「肉体の痛み」と「気」の不思議。

そして、直後に体験した他者の「生死」と、「肺に影があります」と言われ自分の「生死」について胸がキュッと痛くなった。

占星術のことはよくわからない。ただ、星の巡りだったのではないかと感じるようになった。 「偶然」は「必然」

私にとって、体の痛みも心の痛みもあまりにも激しく、忘れられないものではあるが、その痛みも、和らげられることも事実だと知った。

多くの人が、それぞれ比べられないほどの経験し、時には心が壊れてしまうような経験をしてきた人や、「死」について考えたこともないと言っていた人もいた。

80億通りの人生という「揺らぎ」、そこから生まれてくる「真実」という宇宙の元素。

話す=はなす=離す=放す

なんとも不思議な言葉なんだろう。

沢山はなし、繰り返し経験しながら、刺激を増やす、省察すると、異なるものが見えてくるし、感じ方もその時々で変化していく。

まだ腑に落ちないことはあるけれど、そこは一先ず置いておくことが出来るようになる。

忙しすぎて、感情が留まることがないのは、非人間的。
振り返り、悲しみ、悩み、自分の感情と向き合う。
向き合い向き合い、穴が開くほど向き合う。

するとヴィジョンが現れる。

正しく悩むというのは、必要な無駄なのだ。

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