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組織はどんなときに変化するのか

↑こちらの記事でも書いたようにImmediate Term Goals(ITG)的な視点は非常に重要です。即時的変化を信用しない、あるいは否定する医療業界の方は非常に多いですが、これはその医療従事者が疾患に対するエビデンスのある医療を提供することに価値をおいているときに多い傾向があります。

日本語が難しいのでもっとざっくり言うと、ITGを否定する人は疾患を見ている人が多いです。

極端な言い方で例えると「そこまで言うなら脳卒中の麻痺を改善させてみなよ」とか言う人です。

ところがITGのような即時的変化は脳卒中の症状の一つである「麻痺」そのもの、あるいは脳器質そのものに対して直接的な変化を与えているものではないことが多いです。

ではITGで変化を出しているのはいったいなんなのでしょうか。

では変化が起きているのは軟部組織的な変化でしょうか。

もしくは心理的な変化でしょうか。

やはり「状態」に何らかの変化が起きている、と捉えると自然だなと感じています。

目に見えるものの変化を追ってしまうと、組織の変化があるのではないかと追ってしまいがちですが、多少の変化はなくもないにしても、その変化はあくまでも結果であり、原因ではありません。

中学校2年生の生物でもこのあたりは習います。

受容器が何かしらを受け取り、それが結果として組織への変化を出していると考えるのが自然です。

組織が明らかに変化を示すのは加齢による長期的な変化、または怪我や病気などによって身体環境に大きな変化があったときです。

ITGは組織や病変そのものではなく、感覚受容器の反応によるもの、と捉えています。

そういう意味で、私達は疾患の勉強だけではなく、「ヒト(生物学という意味でカタカナ)」の勉強をしていく必要もあります

今日も短くてごめんなさい。

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