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中国研修活動行ってきます

note3日目、森本です。今日で終わったら三日坊主。
それはそれで自分らしいのかもしれません。
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さて、今日は国際統合リハビリテーション協会【IAIR】が積極的に活動している国際事業についてご紹介します。
なんでかって、今日フライトだから。
飛行機の中ってオフラインだから文字書くにはちょうどいい。

国際事業、って言ってもここのところ行ってるのは中国ばかりです。
中国で必要とされることは多くて、かと言って人間関係がないとなかなか踏み出せない印象です。

そういう意味で、長らく世界を見ていたおかげもあり、関係各所から色々とお声がけいただいたこともあって今に至っています。

中国で具体的に何を求められるかと言いますと、やはり医療的なことが主です、が!
日本の医学的リハビリテーションのようなものばかりではなく、IAIRが大切にしてきた「ひとをみる」というコンセプトがとても求められます。

介護療法士という言葉と考え方

そう言えば
昨今、日本でも話題に上がりつつある所謂リハビリ職種の人員過多。一方で足りない足りない!と叫ばれるのは、、そう、介護職の方々。

異論反論、意見も様々でしょうが、所謂リハビリ職種が介護領域をサポートしては?という声も方々から挙がっています。
また、「介護療法士」なんて言葉もありますよね。ただただ介護を所謂リハビリ職種がやればいい、なんて乱暴なことは個人的には思いませんが、介護領域はまさに「ひとをみる」領域でもあるな、とも思います。
言葉が先行して「介護療法士」なんていう言葉だけを聞いて反対する所謂リハビリ職種の方も多いかもしれませんが、考え方自体は必要なのかもしれない、と思ったりもしています。

中国で求められることについて

話が脱線したかもしれません、少し話を戻します。中国で求められるものとしては、医学的リハビリテーションの考え方、エビデンスだけでなく、「実践的リハビリテーション」とでも言いましょうか。リハビリテーション的な考え方を使って疾患のある方の動作最善に繋げたり、社会復帰を少しでも早くすることができるようになったりするものを求められます。

中国にももちろんリハビリ職種はあります。すでに80万人!もいるみたいです。でも人口もまたすごく多いので全然足りないそうです。どちらかと言うと中国のリハビリ職種は脳卒中領域を中心とした機能回復特化型セラピストが多いようです。もちろんリハビリ整形領域にもPTがいることもありますが、整形外科領域はスポーツ系のクリニックと混ざっていて職種もよくわからない感じなことが多いような気がします。

また、触診など含めて「触れ方」も学んだことがないそうで、解剖学的な筋の名前はわかるけど、触れない、というセラピストが多いです。この辺りもIAIRとして長らくやってきた部分が活きるので、非常にニーズとして求められています。

求められるのは医療領域だけではない

IAIRとして求められている部分はこれだけではなく、健康増進領域まであります。日本のリハビリテーションは医学的な領域という印象が強く、予防領域までまだ行けていないという印象があります(政治的なのか勢力的なのかそのあたりは割愛)。

しかし、IAIRは早くから健康経営領域に行ったり、「ウォーキング療法士」というオリンピアンの柳澤さんと活動させていただいたりしている影響もあり、健康領域で求められることもたくさんあります。
中国は海側と山側でそれぞれスポーツが盛んです。その辺りからのお声がけをいただいています。海側ではボート、セーリング。山側ではトレイルランニング。
オリンピック候補選手のサポートであったり、トレラン領域であればファンスポーツ層のフィジカルサポートなどもお声がけいただいています。

ファンスポーツ層と言っても、トレランの規模感はすごく、先日350キロ走った選手のサポートもしました。ちょっとありえない距離です。

また、物品の監修依頼もたくさんいただけます。詳しくはまだ書けませんが、安全性だけでなく、機能性、用途、販路まで監修というかもはや戦略会議のメンバーに入っている感覚です。何と言うか、中国の方は一度メンバーに入るとホント仲間、という感覚で接してくれます。
世間で言われるような大陸思想的な部分も確かにあるので、その辺りは日本在住の中国の方を介して細心の注意を払って案件を進めています。

今後は中国だけでなくアジア諸国に

中国だけではなく、チラッと話をいただいているだけのものも含めるとアジア圏5カ国。

国際事業というだけに、広げたい気持ちが強いです。
日本で活躍するリハビリセラピストの方々の可能性は無限。それを色々な形で協力を得ながら進めたい!と思っています!

noteで色々な形で報告できればな、と思います。
また来てください!

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