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1番好きなボードゲームの話

今夜は久々に少し時間ができた。

よし、少し重たいのをやろう!

オーディンか。。アグリコラか。。久々にスピリットアイランドでもあけるか。。


いや、アルルの丘でしょ!

アルルの丘は、いちボードゲームプレイヤーとしての私のベストゲームなのです。

アルルの丘は運要素のほぼない、それでいてとても広い選択肢をもつワーカープレイスメント。1アクションを1ヶ月とし、4年半の間にアルル村をどこまで開発できるかというゲームです。

初期には沼地ばかりで馬が一頭しかいない寂しい土地ですが、開墾したり技術を身につけたり、住居や店を建てたりと、様々なアクションを行うことで賑やかな村になっていきます。

このゲームの最大の魅力は、世界観の再現とゲーム中のアルル開拓の疑似体験だと思います。舞台が作者のウヴェローゼンベルグさんのふるさとだからなのかどうか、ゲームとしてはシンプルかつ自由で、好きなようにアルルでの日々を過ごすことができます。
 ボードの大きさやコンポーネントの精緻さは、その世界観を再現するためにこだわりを持って作られたのではないか?と思っています。


今夜は115点。久々だから忘れてるな。。得点も村の様子もあんまり満足いくものではありませんでした。

 しかしながら今夜体験したアルルの丘での4年半は、心を十分にあたためてくれました。


 このゲームのコツは、思考の途中で一息ついてふと後ろを振り返ることだと思います。上手く行ったこと、そうでもないこと。そりゃ人生色々あるよ。

 だけれど確かに、振り返れば全てを包みこんでくれるアルルの風景がそこにあります。

ボードゲームはその性質上効率について思考することが多いし、それを突き詰めるのは本当に楽しいのだけど、疲れてしまうこともある。

 効率の一歩先で楽しめるアルルの丘は本当に貴重なゲームだと思うし、私のゲーム観のひとつの道標のような存在になっているのです。



追伸。ボドゲーマにレビューしました。

ペーパー・ダンジョンズ:拡張 サイドクエストのレビュー by DKnewyork

https://bodoge.hoobby.net/games/paper-dungeons-side-quest-expansion/reviews/43021?pp=258696

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