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MP5 〜マジでポチる5秒前で神回避できた話

ボードゲーマーならみんな抱えている悩み、それは次から次へと欲しいゲームが出てきてポチが止まらなくなってしまうこと。

特にこの秋はひどい。
とんでもない猛暑だったこと、とは多分関係ないけど、もう意味が分かんないくらい豊作である。

個人的に言えばアルルの丘ビックボックスは必須、オタル予約済み、ダーウィンも欲しいし、テラミスティカももちろん気になる。ゲーマー歴が短いので過去ゲーも気になり、最近はティルトゥムを購入し、ハラータウをポチしてしまった。バラージもニュートンもあれもこれも。。

ヤバいので私なりに対策はしている。

この半年の知見をもとに自らのボド傾向を分析して、1つ決めたこと。

社会系ボドゲ以外は所有しない。 
 
農村だったり、都市だったり、商人だったり。私の所有欲を最も満たしてくれるのは社会ボドゲだと気がついた。
他の系列のテラミスティカやダーウィン(これは理科と解釈)などは、ものすごく、いや、ものすげえやってみたいけど、ボドゲカフェとかでやる機会を得ようと決めた。本当きりがないから。

そんな矢先にバルセロナである。


ポチるかやめようか考え中。
ポチろうかやめようか。。考え中!

考えながら、先日テンデイズゲームズに予約していたアルルの丘ビックボックスを受け取りに潜入した。

相変わらずオタクですら入りづらい扉の先にある、夢がいっぱいの店内へ。

奥に店長がいたので、アルルの丘を受け取りに来た旨伝えて購入。この前熱くオススメ頂いたティルトゥムが最高だったので、感謝と若干の感想を伝えた。

すると田中店長はティルトゥムのゲーム性やシステム、「ゆらぎ」と表現されていた不確定要素など、店長自身の好みも交えて語ってくれた。そして話は田中店長が「意地悪なゲーム」と寄稿していたオタル1899のことにもおよんで、一段落したあと。
テンデイズさんのゲームじゃなくてすみませんが、と前置きしてMP5になってるバルセロナについて聞いてみた私。

すると、意外なことに、「あれ、うちにも話きたんですよ。面白そうだと思ったんですけど、ルールを読んだらメカニクス全振りなのが私ととしては好みじゃないかなと思ったのでやめたんです。遊んではいないんですけどね」とのこと。

そうか。

さっき話してたオタル1899もメカニクス重視のゲームらしい。では、それをやってみてハマッたらバルセロナも考えたらいいかな、という話になった。

帰り際、最近欲しいゲームが多すぎて妻にも言いづらくなってきて。。
という私に店長は、また相談のりますよ!と笑顔で答えてくれた。またちょこちょこ買いに来ますのでよろしくお願いします、と伝えて退店。

店長のお陰でバルセロナはオタル後まで保留にできた!オタルの話も聞けたことで、オタルで自分がどう感じるかも楽しみになった。

ボドゲの世界はあたたかい。ボドゲ良いとこ一度はおいで、と言うしかない。

右手にはずっしりとアルルの丘、そして目には店長のTシャツの胸に踊るカルカソンヌの文字が焼き付いていた。

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