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誠実さ・正直さは時間もかかるし面倒くさいけど、それ自体がブルーオーシャンになりうる

こんにちは、いちご農家になるため勉強中のしんじろうです。

最近(というか結構前から)Youtubeを自動再生でラジオ的に聞いているのですが、そこで流れてきた動画を共有します。

YouTubeから流れてきた動画

はじめは「おいおい、うさんクサそうだな…」と思いながら流し聞きしていたのですが、途中から「すごく大事なことじゃないか?」ときちんと心の正座をして聞くようになった動画です。約1時間あります、なげ〜

僕が面白いと感じたポイントは、タイトルの通り

誠実さ・正直さは時間もかかるし面倒くさいけど、
それ自体がブルーオーシャンになりうる

と言うことです。

どんな会社なのか?

このインタビューで話していた社長さんは、中古車ディーラーをやっていて、販売している車のすべてをオンラインで完結されています。

普通に考えれば、車なんて中古であっても実際に現地に行ったりして直接見たいものです。いや、中古車ならなおさらですね。

じゃあなぜ、オンラインで商売を完結できるのか?

それは、この会社は徹底的に誠実で正直であるからです。
そのほかには特に斬新なことはやってなさそうです。

聞きたいことをお店とLINEでやりとりできるのはもちろん(通常1時間以内の返信を心掛けているらしい)、車の整備に関する情報も余すことなく提示するとのことです。

※HPより一部抜粋
ご成約いただきましたお車の整備はもちろん、パーツなどの交換作業を経て引き続き第三者指定・認定工場にて法定点検を実地致します。
その際指摘された個所はお客様に追加請求することなく責任もって弊社にて修理・部品交換を致しますのでご安心下さい。
更にご納車時には2年定期検査用整備記録簿に修理した場所、交換パーツを明確に記載し発行致します。

他の中古車販売業者ではそこまでやらない、面倒くさいと思われるところをあえてお客さん目線でガッツリ説明・保証することで、絶対的な信頼を勝ち取る。

実際、車ってどこを注意して買っていいもんか分かりにくいですもんね、だからテキトウな商売でもどうにかなる。

というかそういうお客さんのリテラシーの低さを食い物にしてる業界ってたくさんあると思います。

ちなみにオンラインに移行する前の来店での成約率はなんと93%だったとか。
※営業やったことがある人ならわかるかもしれませんが、この数字は凄すぎてウソなんじゃないかと疑いたくなるような数字です。

丁寧な仕事のおかげか、1年に1台ペースで車を買いに来る太いお客さんもいるんだとか。
※車持ってる人ならわかるかもしれませんが、年に1台も車を買い換えるなんて経済的に余裕があるとしか思えません。

ビジネスモデルだけがブルーオーシャンの対象ではない

僕が思ってたブルーオーシャン戦略って、今までになかったビジネスモデルを生み出す!みたいなイメージが強くありました。

元ZOZO前澤社長のファッションECは当時は斬新だった!みたいな。

ですが、この会社はただ丁寧にやると言うことを突き詰めることで、レッドオーシャン市場のなかのブルーオーシャンを見出しています。

ビジネスモデルではなく、心掛けとか意識によるブルーオーシャン戦略です。

自分ならどう売るか?

僕がこれからやろうとしていることは、いちごを売ること。

一般的には、およそ2,000円〜3,000円ほどの金額をメインに扱うことになるはずです。

もしこの考え方を使わせてもらうなら、
・平均的な単価よりも高価格にすること
・そのかわりお客さんへのホスピタリティ・説明を他の農園よりも圧倒的に高めること
をやると言うことかなと思います。

まだ具体的にどうとかを考えてはいませんが、この考え方が軸になると思います。そして、

言いにくいことも、正直に伝える。

これがどんな効果をもたらすんだろう?と少し気になる部分もあります。

もちろん車のそれとはまた別の話ですが。

ひとまず、誠実さって実はブルーオーシャンになるらしいです、というお話でした。

またあした〜!

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