【東京の銭湯】49.観音湯(渋谷5)
京王新線という間違わない限りなかなか乗らない路線にある「幡ヶ谷」駅から歩いて5分ほど。駅を降りて大通り沿いの角を曲がるとすぐに住宅街に入り、急にひょっこりと「観音湯」が現れる。
自称北欧サウナは信用出来るので期待が高まる。
浴室に入ると真っ先に目に飛び込む謎の球体が浴槽からひょっこり飛び出てる。その先端からお湯がコボコボと絶え間なく溢れている。
それを横目にバイブラ付きのお湯に入ると、42度のほどよい湯加減で体に沁み渡る気持ちよさ…
謎の球体も見ているうちにだんだん癒やされてくる。
奥にあるサウナに入ると、L字型のボナサウナ。90度ぐらいでしっかり熱い。なんとなく懐かしい感じの木の匂いがする。
定期的にぷしゅ~という音と同時に温度もじんわりど上がって気持ちいい。数分のうちに汗でびっしょり。
やっぱ自称北欧サウナは最高だ。
水風呂が深めで腰ぐらいまである。
深さと16度としっかり冷たい水温のおかげで全身しっかり冷やされる。
露天風呂もあって、そこにちっちゃいバスチェアが3つおいてある。
一畳ほどのスペースで、しかもドアの前ということもあってかなり狭い…
でもそこに座って受ける風の心地よさがとにかく気持ちいい。想像以上に上から程よい風が吹き抜けてくる。
こんなところにこんな最高な施設が潜んでたとは…
新宿に行った帰りにまたふらって寄ってみたくなる。そんな気軽さと心地よさが詰まった最高の銭湯でした。ぜひ謎の球体を確かめに行ってください。
銭湯代と銭湯へ行く交通費に溶かてみせましょう。