やはり変わったQUINTET.4のメンバー紹介

みなさんこんばんは、まごっとです。
以前QUINTET.4の解説記事を書きましたが
やっぱりQUINTET.4の出場メンバーが変わりました。
Team POLARISで1名変更があったのと
大きいのは、Team New Waveがまるごといなくなり、Team THE B-TEAM BULLSに変わったことです。
このチームメンバーがえぐい!!!!!

ということで、どれくらいえぐいかを解説していきたいと思います。

B-TEAMは世界トップのグラップリングジムの1つです。
他にもう1つ挙げるとしたらNew Wave JiuJitsuで、そのNew Wave JiuJitsuチームは今回辞退しました。
出る予定だったNew Wave JiuJitsuのメンバーは正直ちょっとトップどころより下のメンバーでしたが、今回のB-TEAMはガチガチのガチです。
何回も本noteに出てきている選手もいますが、改めてメンバー1人ずつ紹介しましょう。

1.Craig Jones

99kgぐらいあるB-TEAMのボスで、ちょっと前は足関節で一時代を築き、今はグラップリングメタに従って上からでも何でもできる選手となっています。
B-TEAMの特徴として、グラップリングの最新メタに乗っているということです。
その最新メタとは、スタンドのレスリングでテイクダウンしてトップを取り、パスガード→バックテイクというように、いわばオールドスクールな柔術な道を辿ることです。
Craig Jonesは以前QUINTETに何回か出ており、ヒールフックがないものの膝十字を極めまくって勝ち抜いていました。
確固たる実力があるものの、ADCCなど大きな大会で1位を取ったことがなく、現在進行系のシルバーコレクターです。
鮮やかな技術で極め力が非常にあり、さらに間違いなく誰もタップ取れない防御力があります。
今回もまた、QUINTETルールで輝く選手だと思います。

2.Nick Rod

99+kgの選手で、非常に大きな選手です。
ボディロックパスが非常に得意です。
以前UFC InvitationalではGordon Ryanの足首をToe Holdで鳴らしました。
が、オーバータイムで競り負けてしまいました。
肉体についてはノー医学の力を公言しており、Gordon Ryanに「検査して勝負しろ!」と言いましたがGordon Ryanは「柔術においてステロイドは違法ではない」と一蹴しました。笑
おそらく、Gordon Ryanに勝つ可能性が今一番高い選手はNick Rodで何回か最近対戦していますが、まだ勝ていません。
私の印象ではそこまで極め力は強くないですが、レベルは飛び抜けているので、他の出場選手とのレベル差を客観的に考えれば軽々と粉砕していくことも想像できます。
また、この選手も絶対タップすることはないでしょう。

3.Nicky Ryan

77kgくらいの選手で、前述のGordon Ryanの弟です。
本noteでも何回か述べていますが、Gordon RyanとNicky Ryanはケンカして、その結果New Wave JiuJitsuとB-TEAMに分かれた模様です。
Nicky Ryanも以前は足関節の選手でしたが、今はゴリゴリのレスリングとトップゲームの選手です。
しかし、最近調子が微妙で、前回のnoteで解説したように8月にRene Sousaとの試合があります。
その試合で勢いづいて無事QUINTETに乗り込んでほしいですが、10th PlanetファンとしてはRene Sousaに勝って欲しいです!(正直な思い
調子は微妙といえども、Nicky Ryanも絶対タップすることはないでしょう。

4.Jay Rod

Nick Rodの弟で、世界三大バギーチョーク使いの一人です。
確かちょっと前怪我してた気がするのですが、今は良くなったのでしょう。
ADCC本戦にも出ていて、当然実力があります。
正直な所、他の選手に比べてタップする可能性があるとしたらJay Rodだと思います。
というのもRene Sousaにバギーチョークでタップしていたり、Oliver Tazaにヒールフックでタップしたことがあるためです。
とはいえ結構前で、今は実力も上がってると思うので、他の出場選手との差を考えるにあんまりその可能性はないと思います。が、ありえるとしたらJay Rodだというのが正直な感覚でしょう。
今回もバギーチョークが炸裂するか、超注目です。バギーチョークが極まったら盛り上がること間違いなし!!!!

5.Jozef Chen

日本に何回か来ていて、この前のIBJJFアジアでも茶帯で優勝していた選手です。
確か台湾がルーツだと思っていたのですが、国籍はドイツの模様です。
日本では森戸選手と試合もしており、トップからのエンドレスパスで勝ちました。


森戸選手は日本ではトップレベルの選手なので、あのような形で勝ったのが驚きでした。現代のトップゲームメタを感じました。
また、WNOでは10th PlanetエリートのDerek RayfieldにZ-Lockで勝ちました。素晴らしいテクニックだったのですが、Youtubeに動画がありませんでした。無念!たぶんQUINTETルールでZ-Lockはセーフかな?
実績的にはCraig Jones、Nick Rod、Nicky Ryanに劣りますが、最近の勢い的にタップする可能性は非常に低く、他の選手を粉砕していく可能性が十分に高いです。

ということで、B-TEAMの一軍メンバーで、イコール世界トップのグラップラーが集まりました。
正直、他のチームが勝つイメージが全然湧きません。
もしも、ベットができるならB-TEAMに全額かけるのが間違いないでしょう。しかし、日本においてスポーツギャンブルはグレー、というかほぼ違法で、私は責任を持てません!笑

ということで、QUINTET.4はB-TEAMの粉砕ショーをぜひお楽しみに!!!


FloGrapplingやUFC Fight Passの視聴代に使わせていただきます!