【グラップリング・柔術】出稽古のときに気をつけたいこと

みなさんこんばんは、まごっとです。
グラップリングや柔術をしていると、出稽古したり練習会行ったりすることがありますよね。
ちょっと前にXで出稽古して大怪我した人がいた、ということが少し話題になっていたと思います。
私なりに、出稽古のとき気をつけたいことを述べてみたいと思います。

1.怪我をしない・させない

まず、究極的な目標として怪我をしない・させない。これを大事にするのが何よりも重要だと思います。
これは常識的な人であれば少なくとも文字としてすんなり受け入れられるでしょう。
試合ならまだしも、練習で怪我をする・させるのは百害あって一利なしです。
「俺は練習であっても全員を怪我させる勢いでやってやるぜ!」というサイコパス気質な人は0とは言い切れませんが、率直に言うと反社会的なので格闘技をするべきではありません。
常識的なジムの責任者であればそういう人は受け入れませんし、適切な指導もするでしょう。
これを共通の目標として一致させたとしても、なかなか実行に移すまでが難しいです。
次は、どうすればこれを実行できるかを考えてみました。

2.無駄なプライドを捨てる

怪我をしてしまう・させてしまうときの一番の要因となっているのが、無駄なプライドではないか、と思います
(俺は一応◯◯ジムで◯帯だから、こんなところでタップするわけにはいかない・・!)
とか
(俺は◯帯だから◯帯を圧倒して当然!)
みたいな、プライドがズンズンと顔を出してきて、それが無茶な行動に繋がることはあるのではないでしょうか。
結果、怪我が発生します。
所詮これは練習で、究極の目標は自分のプライドの維持ではなく、みんなが怪我をしない・させないこと。
練習でタップしても困ることはありません。試合で頑張れば良いのです。
たしか、Geo Martinezが「練習ではよくタップする。そうして強くなってる。」と言ってました。(記憶の片隅にあった言葉なので真偽不明)
しかしながら、これは本当だと思います。
ある程度の力を抜いてやって、わざと自分を窮地に追い込んでこそ得られる練習もあるでしょう。
そうすれば肩の力も抜けて、良い練習につながるのではないでしょうか。

3.一通りの知識をつけてから出稽古に行く

いくら無駄なプライドを捨てたとしても、一通り「どれが危険か」「どこまで行ったら終わりか」といった知識がなければ危険ゾーンに入りがちです。
一通りの知識をつけてから出稽古に行くようにしましょう。
初心者あるあるですが、スタミナでウオオオオと勢いだけでやってしまうのも怪我に繋がりますし、その勢いで出稽古に行ったら当然緊張や慣れない環境も相まってさらに怪我が発生しやすくなります。
全身の力を抜いてスパーできるくらいの余裕が出てから行くようにしましょう。

4.まずは自分から率先して以上のことをする

とはいえ他の人がよくわからないまま勢いで向かってくる場合もあります。
しかし、この出稽古の安全性は誰かが率先して始めてほんのちょっとずつでもその流れを作っていくのが大事でしょう。
売り言葉に買い言葉で同じ勢いに合わせていたら、危険性は増します。
何事も自分から良いことをする・良い流れを作るのが大事で、そういう人が一番偉大です。


出稽古のみならず、日頃の練習でも大事なことと言えるでしょう。
世界の超トップ勢なら話は変わるかもしれませんが、基本的に常識的に受け入れていただける内容かと思います。
みなさんもゆっくりと安全に格闘技を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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