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幕末もおもしろい(1)

僕は群雄割拠の戦国時代が一番好きではありますが、いわゆる幕末も好きです。幕末のおもしろいところは、今からほんの150年前の出来事なのにも関わらず、戦国時代に負けじ劣らずカッコいい大人がたくさんいるところです。

▼ シンプルに言うと 佐幕派 vs 倒幕派

戦国時代は各国が群雄割拠で争っていたため、いろいろな国や戦国武将を覚えられないということもあると思いますが、幕末はすごく簡単に言うと「佐幕派 vs 倒幕派」の対立です。シンプルですね。

西暦1603年に徳川家康か江戸幕府を開いてから、250年間ずっと江戸  (現在の東京) にある幕府が政治の中心でした。

そんな中、1853年に黒船がアメリカから来航して、「今のままの政治体制では日本は危ないから幕府を倒そう」という倒幕派の人達と、「幕府がなんとかして日本を守る(幕府による政治体制を維持する)」という佐幕派の人達による争いが幕末です。

▼ 結果、明治維新となる

現在、江戸は東京と名を変え、幕府も無いことからわかる通り、結果として倒幕派が勝利し、明治時代(明治維新)へと変わっていきました。

その時に活躍した人達に、上野公園で銅像にもなっている西郷隆盛や、根強い人気を誇る坂本龍馬、当時の多くの若者達に影響を与えていまでも語り続けられている教育者であり指導者の吉田松陰など、多くの方がいます。

その方々についてはまた別途記載します。

▼ 時代は変わり、常識も変わる

幕末を経て、江戸時代から明治時代に変わったことで、体制も常識もガラリと変わりました。

越後国とか土佐国とかの旧国名から、今の47都道府県の形に変わったのも明治維新になってから。

生まれ育ったところから外の地域に出ることは特別な理由で幕府の許可がない限りできませんでしたが、日本各地自由に移動することが許されるようになりました。

武士が1番偉いという階級社会も無くなり、市民はみな平等となり、勉強次第でいくらでも自分の人生を切り開いていけるようになりました。

常識と言われたり、思っていることも変わっていくのです。

現代社会に繋がるキッカケとなった幕末も、詳しく知っていくと、とてもおもしろいです。

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