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「こんなものあったらいいな」を実体化したら大人気!アイディアを形にできる3Dプリントモノづくりの魅力

DMM.makeクリエイターズマーケットで出品中のクリエイターインタビュー第2弾です。今回は既製のドリンクホルダー等、車載アクセサリーを車につなぐためのチョイ足しアイテムが人気のplus parts様にお話を伺いました。ちょっとした思いつきから人気アイテムシリーズを生み出す秘訣に迫ります!


DMM.makeクリエイターズマーケットとは
3Dデータを出品して、造形物の販売が行えるサービスです。出品販売手数料が無料でどなたでも商品の出品やショップの開設が行えます。完全受注生産なので在庫を抱えるリスクはありません。
https://make.dmm.com/market/



──まずは簡単に自己紹介をお願いします。

 こんな物があったらいいなと思っていたら、それを実体化できるサービスがあって…そしたらある日、自分がクリエイターとよばれていることを知りました。
ちなみにショップ名は日本語なら「追加部品」です(笑)

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──クリエイターズマーケットにはどんな作品を出品していますか?

 既製品(車の内装)と既製品(主に車載アクセサリー)をつなぐ様なチョイ足しアイテムを出品しています。市販のドリンクホルダーやスマホホルダー取り付け用の補助部品などはマツダ車用のアイテムが多いですが、一部汎用品も出品しています。
中には「こんな物誰が使う?」的な自己満アイテムも存在します(笑)

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日常のちょっとした思いつきが人気アイテムシリーズの始まりに


──「ドリンクホルダーアダプタ」をつくることになったきっかけを教えてください。

自分の車(マツダ:デミオ)には市販品のドリンクホルダーがとても取り付けづらかったんです。そんな時、車内にちょっとした隙間を見つけて、ココに引っ掛けるようにすれいいんじゃね?的なことを思いつきました。これがなかなかうまくいったので、似たような構造の「スマホホルダー取付プレート」なるものも後から考案しました。


クリエーターイチオシ商品
商品名:ドリンクホルダーアダプタ(ツインタイプ-2)
デミオ(DJ)/CX-3(MC前)用
価格:4,277円~

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クリエーターイチオシ商品
商品名:マグネットタイプスマホホルダー取付プレート
デミオ(DJ)/CX-3(MC前)用 2個セット
価格:2,037円~

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──作品の3Dデータはどのように作っていますか?

とっても原始的なんですが、型どりしてから2DCADの図面をおこし、それから3DCADでデータを作成しています。最初のころは試作品を何回も作り直しました(笑)。
アイテムの性質上、ある程度汎用性があった方が便利かなと思い、何度かバージョンアップしているものもあります。

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──汎用性のある商品も展開しているんですね。おすすめ商品はありますか?

こちらのボールジョイントは、自動開閉式やワイヤレス充電式など最近の車載スマホホルダーに採用されているボールジョイントを利用して、それらの取り付けをカスタマイズしようとして考案したものです。
デミオ/MAZDA2、CX-3、MAZDA3、CX-30用のアイテムと組み合わせて使えます。

他の車種においても取付ベースをDIYすることなどで取り付けられる拡張性を持ったアイテムだと思います。
バリエーションもいくつかありますので、ぜひご利用頂ければと考えております。


クリエーターイチオシ商品
商品名:(汎用) ボールジョイント[ボール部側] 17Φ x2個セット
価格:1,195円~

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あくまで脇役、でも利便性と美観は一工夫


──データを作る上でのこだわりや苦労している点を教えて下さい。

チョイ足しアイテムですので、なるべく存在感を薄くすることを目標としています。あくまで脇役ですので。当然ですが実用品としての利便性も確保しているつもりです。また、組み立て式のアイテムが多いので造形時のサポート痕が組立後に見えない位置になる様に工夫しています。

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──クリエイターズマーケットではどのくらい作品が売れていますか。

 おかげさまでたくさんの方にご採用頂いております。ありがとうございます。
ときどき、他サイトやブログに買って良かったなどと紹介されることがあります。誰かの役にたったのであればそれが何よりです。


試せることは試してみる
3Dプリントはモノづくりにうってつけのシステム


──今後のクリエイターとしての活動を教えてください。

 こんな物があったらいいなと思ったら、なるべく形にしていきたいと思います。

──読者に伝えたいことはありますか?

ほんのチョットしたコトやモノで使い勝手がよくなったりすることを、あらためて知ることが出来ました。多分身の廻りにはそんなことが沢山あるんだろうと思います。試せることは試してみる。小さな失敗をしておけば大きな失敗を回避できるかも。などと思いながら日々をすごしております。モノづくりに興味のある方には3Dプリントサービスはうってつけのシステムだと思います。ぜひアイデアを形に変えてみてください。


plus partsさまのショップはこちら

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DMM.make編集後記
今回は「こんなものあったらいいな」からヒット商品を作り出すplus parts様にお話を伺いました。
日常にある「チョットしたコト」に気づく目線、試せることは試す・失敗してもやってみるという姿勢、そしてプリント時の積層方向も気にする完成度へのこだわり等、クリエーターとしてモノづくり精神に溢れるお話が聞けました!
クリエーターズマーケットでは今後も皆様のアイディアを形にできるプラットフォームとしてサービスを展開していきます!