2600

JALグループに約2600人が新たに入社し、その入社式にドジャースの大谷翔平選手がビデオメッセージを寄せたとニュースで知りました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1087079?display=1

大谷選手はスポーツに関心の無い人でも、その名を知る傑出したプレイヤーであり、これから新しい人生のスタートを切る挑戦者達の式典にメッセージを送るのにふさわしい人物です。

式典に参加した人の中には大谷選手のメセージを聞いて、自分の最大限の能力を発揮してやろう、と誓った人もいると思います。

JALグループには今年から約2600人が加わることになりますが、JALはコロナ禍で従業員数はどう変化しただろうと有価証券報告書の連結の従業員数を見てみました。

         従業員数
2019年3月  34003人  
2020年3月  35663人
2021年3月  36060人
2022年3月  35423人
2023年3月  36039人

コロナ禍の自粛や渡航制限のために21年3月と22年3月の業績は、2千億円以上の損失となりましたが、従業員数はコロナ禍前より増えてます。

JALの場合、経営側の努力もありますが、労働組合もしっかり結束して従業員の雇用を守ったということでしょうか。

ただし客室乗務員の人数だと、コロナ禍前より増えてはいるものの途中で大きく減った時期があります。

        客室乗務員数
2019年3月 7018人
2020年3月 7609人
2021年3月 7940人
2022年3月 7150人
2023年3月 7250人

報告書では19年3月から21年3月まで1割以上増えて、翌年は1割以上減ってました。

この増減は、東京オリンピックなどで19年以後の需要の増加を予測して採用を増やしたところ、コロナ禍が襲来して予測が外れ、損失を計上しただけでなくソーシャルディスタンスも叫ばれて、接客の仕事が激減したため、職場を去った客室乗務員が大勢いたということでしょうか。

それでも2019年よりは客室乗務員数は増えてるので、その点では新人にとって良かったかと思います。

JALの23年4月からの月次輸送実績の19年比を見ると国際線では、旅客数は最高で10月の71%ですが、座席キロは全て85%を超えてました。

国内線の19年比では、旅客数は11ヶ月のうち6ヶ月で90%を超え、座席キロは最低でも94%でした。

順調に進めばどこかで運行本数が、国際線は19年に並び国内線は19年を超える月があるかもしれません。

もし19年と並んだり超える月が何度もあっても、従業員数は19年3月より23年月の方が2千人以上多く、そこへ新人が加わるわけなので、新人にとっては心強いと思います。

数時間前に大谷選手がホームランを打ちました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/86ce5806b50b12b8a260dd1f7bde756049b2

私はユーチューブでホームランを見ましたが、ニュースにあるようにスタンドは総立ち、今日はドジャーススタジアムに来られてラッキーだったと観客は思ったことでしょう。

大谷選手からビデオメッセージを式典で聞いたJALの従業員も、いつか仕事で自分なりのホームランを打てるといいですね。

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