水沢腹堅ーさわみずこおりつめるー

令和3年・皇紀2681年・西暦2021年 1月25日

二十四節気、大寒の次候は「水沢腹堅」と書いて「さわみずこおりつめる」と読みます。(漢字と読み方がピタッとこないところが、難しいってか、にくいってか・・・)

前回は、七十二侯は「欵冬花ーふきのはなさくー」でしたね。

寒いのか寒くないのかどっちなんや!?って言葉が並びますけど、これがいわゆる三寒四温なのでしょうか?(昔は間違えていて、秋の季語だと思っていたのですが、冬の季語です)

沢に氷が張り詰める。昔の人たちは、雪の音(←これはちょっとわかる。音が吸収されているような静かな感じ)、氷の音(←キーンってかんじ?)、霜の音ってのも感じ取っていたそうです。ものすごい感性ですね!今の私たちは、退化しかかっているのかもしれません。

朝晩の冷え込みは厳しいですが、日中は思わず気温が上がって、屋根の雪もどんどん溶けていきます。

もう直ぐ春。個人的にはもう少し厳しい雪の方が好みでしたが、それは「我を貼っている状態」でいけません。隙さえあれば重機でどんどん除雪する様子も、私はなんだか少し寂しく見ています。もう少し残してくれていても良いのに〜って。

降るなら降る、溶けるなら溶ける。自然に身を寄り添わせていきたいと思います。

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