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Barbourオイル抜き、梅ヶ丘サミットに寄る

家を出るとき、小雨がぱらつき出していた。
用心してキャップを被ったからいいだろうと、そのまま自転車を走らせた。
そのうち小雨が少し強くなり、着ていたBarbourは濡れ始めた。
これはこの前しっかりオイル抜きをしたものだ。
オイルの抜けたコットンの生地は、雨をよく吸い込むものだと改めてわかった。
豪徳寺まで飛ばして10分強。
動物病院に着く頃には、雨で少しジャケットは重くなった。
先生へのメモを渡して、新たに処方された薬を受け取る。
雨が強くならないうちに帰ろうと、また自転車に乗る。

珈琲を飲んでタバコを一本吸いたい。
しかし、もうそんな店はない。
スタバ?
なんか気分じゃない。

途中、サミットに寄る。
この辺りにしては大型店で、通路にゆとりがあるので嬉しい。

大根、レモン、切れた調味料、目についたお菓子……。

このサミット、容器があればお水を無料で入れられる。(使ったことはない)あと、喫煙所がある。(一人くらいしか入れない、ここで吸ったことはない)

なぜかエスカレーターの速度が遅い。お年寄りに配慮しているのだろうか。
レジも空いている。

ともかく買いやすい配慮に満ちている。

買い物を終えて、駐輪場に行くともう暗くなっていた。
ライトをつけて、自転車に乗る。雨は強まっていない。相変わらずの小雨だ。

帰ってから、起きてきたジャックに薬を飲ませる。
パンに包んであげるから、おやつだと勘違いしてくれるのがありがたい。

夕飯には昨日いただいたブリを僕らもご相伴に預かる。
とんでもなく美味しい。
さすが東急。モノが違う。
ジャックもなんだか気がそぞろで、いつものブリより食いつきが違う。作っているそばからにじり寄ってくるくらいだ。

僕らは塩焼き、ジャックは茹でて。みんなでブリを堪能する。
ジャックが珍しくおかわりを何度も要求する。
天然物だからか、これをくれた人の愛情が伝わるからか。

何度かおかわりをあげる。

それから僕らは寝落ちし、二時間が過ぎた。
起きたらトイレに連れて行き、玄関先に置いてあった頂き物のリンゴを剥いた。これがまた美味しいのだ。

リンゴを分け合って、またジャックは眠った。
僕らは順番に風呂に入り、夜に備える。

開花宣言は確か今日だったはずなのだが、羽根木公園の桜はまだだった。
早く桜が咲くといい。

シーズンが終わったら、Barbourにはオイルを入れようかな。
雨で役に立たないなんて道具としては微妙だもの。


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