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膠原病と分かった時の事

私の病気①

今から20年以上も前の事。1人目の子育てに四苦八苦していた20代後半の頃の話。
専業主婦の私は、仕事が忙しい主人にとにかく負担をかけないよう、1人で子育て頑張っていました。「あなた稼ぐ人。私家を守る人」を頑なに信念として、ワンオペ。必死でした。

ある朝起きると、耳の後ろがなんか痛い。朝ごはんを食べようとしてびっくり。だ、唾液が出ない!耳の後ろが痛くてご飯が食べられない。口の中を覗いても異常無し。あたふたしながらも、いつもの1日がスタートし、バタバタしているうちにいつのまにかすっと治り、お昼ご飯はいつも通りペロリ。何だったのだろうと思いながらもやり過ごしていました。そんな時が何回かありました。

その日は、昼を過ぎても唾液が出ず、お昼ごはんも食べられない。流石に病院に行く事に。迷った末、耳鼻科咽喉科へ。口内の唾液腺の入り口を突いてもらい、何とか治ったものの、頻繁に起こるのならば一度大きい病院で診てもらった方がいいという話に。
そこで、紹介状を持って行った病院で
「膠原病って知っていますか?」
へっ、こうげんびょう?何?全く聞いた事のないワード。
「血液検査しましょう」

あれよあれよと、考えてもいなかった方向に、自分では制御できないスピードで、何かが進んでいきました。

この日から膠原病と長らく付き合う事になりました。


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