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舞台「夜叉ヶ池」を観てきたんだな


何でこの舞台のチケット買ったんだっけ?

って事を考えながら、

GWの真っ只中、
暑いわ、
外国人観光客多いわ
って言う、最悪の渋谷まで

舞台「夜叉ヶ池」

を見て参りました。

<あらすじ>
  岐阜県と福井県の県境にある三国嶽の麓の里に鐘の音が鳴り響く、それは竜神(那須凜)と人間の約束の鐘の音、この鐘の音が鳴っている間は、約束が守られている。だが人間の傲慢さと欲の深さによって、鐘が鳴らなくなって約束が破られたとき…。

  大正2年の夏、激しい日照りが続くとある地方の村に、諸国を旅する学士の山沢学円(入野自由)という男がやってきた。山沢はその村にある三国嶽の麓を歩いている途中、のどの渇きを覚えて、とある家にお茶をお願いし、お茶をめぐんでくれた娘・百合(瀧内公美)に問わず語りに話をしはじめる。
  一昨年のこと、萩原晃(勝地涼)という自分の友人の学者が各地に伝わる不思議な物語の収集に出たまま行方知れずになり、その足跡を辿って諸国を旅しているのだと。
  そこへ百合の夫という男が現れる。
その男こそ萩原であった。
  久々の再会を喜ぶ山沢に、萩原は自分がこの地に住み着いたいきさつを語るのだった…。

オフィシャルサイトから


正直言って、このあらすじが書かれている導入部分を観た限りでは、ワタクシは自分がなぜこの舞台を観たいと思ったかわからなかった。

確かに泉鏡花の描く世界は結構好きです、大学時代に講義を聞いたりしたのだが…。大学時代を懐かしんだとも思えない…。

しかし、次のシーンで

夜叉ヶ池に住む鯉や蟹のもののけが出てきて、やっと思い出した!



今回の舞台は、勝地涼さんたちが演じる現実の世界と、森山開次さんが振り付けしたもののけたちの世界が絡み合うんだけれど、

このもののけたちの世界のダンスパフォーマンスが観たかったんでした!



このインタビュー記事に"もののけ"の鯉七大蟹五郎の写真が載ってます。


衣装つけてないけれど、"もののけ"の鯉七大蟹五郎の稽古シーン

白男の鯉七森田甘路さん

オフィシャルサイトから


大蟹五郎
田中穂先さん

オフィシャルサイトから


が演じてらっしゃいます。


ワタクシのお気に入りは

鯉七。


むっちむち
の身体つきで、鯉のぼりみたいな赤い衣装で、常にクチをパクパク手首を腰のあたりで動かしてる

出てくると自分の手首まで同じような動きになっちゃうほど…。


その後で竜神・白雪姫が出てきて、他のもののけを呼び出すんシーンは、

大勢のもののけたちの踊りで演じられるんですが、

圧巻。


同じようにクライマックスの洪水シーンも

圧巻。


とにかく

圧巻の
ダンスパフォーマンス。


コレを観るためにこの舞台を観に来たんだ


って確信。



まだまだ上演してる。

是非とも観てほしい。


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