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ミュージカル「ファインディングネバーランド」を観てきたんだな

ミュージカル
「ファインディング・ネバーランド」

を観てまいりました。


それも大千秋楽の直前にやっと。

実を言うとうっかりしておりました。気づいた時には既に東京公演は終わり、残りは名古屋のみ。

という事で、名古屋で観てまいりました。

この作品には思い入れがあるって言うのに、なんということでしょう。


そうです。

このミュージカルは

映画「ネバーランド」

(原題はFinding Neverland」とミュージカルと同じ)

の舞台化したものです。

懐かしいですねえ〜。

2005年日本公開ですから、18年前です。時間が経つのは本当に速い。

ギリギリ、配信で見られるみたいです。
見ようかな…。


さてさて、舞台の方ですが

オフィシャルサイトから


ふむふむ。

2015年にブロードウェイで初演されておりました。8年前かぁ〜。この辺りって欧米系の情報がごそっと抜け落ちております。

今回、本当にごそっと抜けてるなぁとショックを受けております。


まぁ、そんな事は置いといて、ストーリーも映画とほぼ変わらないので、今回は出演者について書いてみましょう。


正直、褒めまくりです。


先ずは主演の作家ジェームス・バリを演じたのは日本ミュージカル界の至宝

山崎育三郎

さん。

正直、ワタクシは今回、彼の舞台を初めて観ました。

テレビ番組でも活躍されているので、彼の歌は何度も聴いた事はありましたが、生歌は初めてと言う事です。

感動!


映画版では、あのジョニー・デップがつるんとした爽やか極まりないジェームスを演じて驚かされましたが、

日本版舞台では、もはや山崎育三郎さんしか考えられないほどのハマり役っぷり。

爽やかだし、
暖かさもあるし、
何より歌が、声がぴったり!
上手いし。そこ当たり前だし。

こんなにも安心して観られるミュージカルは久しぶりな気がしました。

歌の上手さ。

曲もよかった。


常々、ワタクシは日本版のミュージカルが、なぜか曲に日本語が乗っていない事に不満を覚えていましたが、今回はブロードウェイの曲に日本語が相当上手く乗っていたと思いました。

それもこれも、

山崎育三郎さんの歌あってこそ。

って事ですYouTubeのリンクを貼っちゃう。



そして、ワタクシがこの舞台で気になっていたのが、もうひとりの主人公ピーター少年役を誰が演じているのか?という事。

映画版では、その後「チャーリーとチョコレート工場」にも出演した名子役、フレディ・ハイモアが演じていました。最近では、ドラマ「グッド・ドクター」で主人公を演じていて、大人になった姿を見せてくれていますが、何となく、ワタクシには彼が芦田愛菜ちゃんと同じニオイを嗅ぎ取るのですが…どうでしょうか?

話がずれました。

今回の舞台版を演じているのは

長谷川悠大くん8歳

なんと、MENSA会員とプロフィールにあります。それこそ、ギフテッド!

どんな風に育っていくのでしょうか…。俳優は続けるのでしょうか?

楽しみです。

因みに、先ほどのフレディ・ハイモアはあのケンブリッジ大学首席で卒業したそうです。

またしても同じニオイ…。


そして、もうひとり、この舞台を観たらば、絶対に調べちゃう子がいます。

末っ子マイケルを演じた子役さんです。

谷慶人くんと6歳


まだまだ舌っ足らずな処とか、高い声とか、もう子役の可愛さを全面に出しての演技が爆発しておりました。

もうカワイイしか出てこないけれど、
正直カワイイしかいらない。

きっと、これから色々な所で見ることになるのでしょうか?楽しみです。


さて、もうひとり、子役ではないのですが、驚かされたのが、劇場プロデューサーのチャールズ・フローマンフック船長の二役を演じていた

武田真治さん。


すっかり忘れていて、観終わって名前を確認して

そうだった!

と改めて思ったほどでした。

「とても芸達者な役者さんなのですね」と改めて思わせてくれた演技でした。
とても面白かった。

多分、彼は舞台の方が合っている。

因みにこのチャールズ・フローマンと言う人も実存した人物だそうです。こんなおっさんでした。


この舞台「ファインディング・ネバーランド」は今日7月1日が大千穐楽のようです。ギリギリ観られて幸せでした。

今回の子役もダブルキャストだったようですし、再演されても新たな子役さんたちがキャスティングされるのでしょうが、大人の役者さんの部分が是非とも同じで再演してほしいですね。

山崎育三郎さんは、特に、ハマり役でした。


実は昨日、別の舞台のチケットを取り損なって、ショックを受けております。観られる時は、一番安い席で良いので、天井桟敷でも良いので、できるだけ観るぞ!と心に誓う観劇後なのでした。


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