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救急搬送

初めて119番通報で救急車が自宅に来た。

妻がパート先で転んで後頭部と肘を強打したと本人から電話あり。職場は自宅から車で3分位の距離で自分で運転して帰るという。

大丈夫かい?と思って電話を切ったが、程なくしてゾッゾッという聞き慣れた排気音が聞こえてきたので勝手口から出た。するとポルシェのSUVも止まり、男性が降りて来た。状況から支配人であることは容易に想像がついたので挨拶をする。その時、不謹慎にも「やっぱりポルシェはかっこええのぅ」と思って眺めていた。

時間は既に15時を回っているし、掛かりつけの脳神経科なんてないし、今更外来へ行っても取り合って貰えるか心配。つかさず、支配人が「救急車を呼びましょう」と提案。至極賢明な判断で賛同。119番通報して程なくしてピーポー、ピーポーの音が聞こえて来た。思ったよりも早い。

搬入先は自宅から2km海側の脳神経科。オイラも救急車に続く。勿論、信号は・・・。

検査結果、現時点では特に異常なし!。しかし、1カ月後に発症することがあるので違和感があればすぐ来て下さいとのこと。

その夜、妻が言った言葉が「命拾いした」。打ち所が悪ければ、ぶつかった場所が角だったらとタラレバ話になるがホンマにラッキーと言える。我々人間は表面上は平穏無事に生きているように思い勝ちだが、案外目に見えないところでは危険と隣り合わせで生きているのかも知れんね。大袈裟に言えば、偶然の積み重ねいわば奇跡の連続で生きているのかも???。

そんなことに思いをは馳せているとハインリッヒの法則を思い出した。この法則は1つの重大な事故の裏には29の軽微な事故があり、さらに300の異常やヒヤリとした事象が潜んでいるというもの。費用対効果で対策が後手になり勝ちだが、この300にメスを入れていくことが無事故無災害=安全・安心の確保につながる!?


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