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ねこ来たる33

3月10日
ここ最近、夜中明け方とおいらの布団に入ってくるサブリナ(黒猫)だが、この日はやり方が違った。

「ウニャー」
以前は布団の脇にしばらく佇んでこちらが開けるのを待っていたのだが、なぜか今回はウニャーと比較的はっきりめに鳴いてきた。これはさっさと開けろという要求である。
ああさいですか、と布団をめくってやると要求した割にはさっさとはいるわけでもなく、いつもの安全確認をしてから入り、場所の確保をして納得したら丸くなる。この間およそ4、5分。
相変わらずの慎重っぷりである。その間寒い思いをして布団をめくっているこちらの気持ちにもなってほしいのだが聞く耳を持つわけはない。
じゃあお気に召さない場合はどうするのか。何事もなかったかのようにプイッと出ていくのである。こちとら寒いのだ。追いかけまわしたくもなるが夜中なのでやる気にもならない。寒いし。

3月21日
「ウンニャー」
朝7時ごろのことである。「布団をめくれ」とやってくる。サブリナにしてみればその前にごはんタイムなので「さて飯食ったし寝るか」といった気分なのだろうが、こちとらこれから起床である。20分ほど一緒に寝ていてこちらが起床。邪魔しないように布団から出ると、10分後ぐらいにサブリナも出てきた。どうやら布団は一人と一匹で寝るものらしい。

3月22日
「ウニャー」
以下同文。×3
3回も来られたのは初めてである。

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