ドクターカー尾﨑道郎・Protect NOTO

初めまして、尾﨑道郎です。内科・麻酔科を専門とする医師です。2011年の「311」をき…

ドクターカー尾﨑道郎・Protect NOTO

初めまして、尾﨑道郎です。内科・麻酔科を専門とする医師です。2011年の「311」をきっかけに、自費でドクターカーをつくりました。ほとんどの医療行為ができる「移動病院」です。2月より能登の医療を支えるため活動はじめました。サポートよろしくお願いいたします!

最近の記事

第3回 4月18、19、20日の医療支援で感じたこと(人と情報に寄り添う)

今回の能登・七尾地区の医療支援では、リアルタイムの情報をうまく拾えなかったため、あえて予定を立てず輪島市へドクターカーで行けるとこまで行ってみようとトライしました。 金沢市内のビジネスホテルを拠点として活動しましたので、輪島市へ「のと里山海道」という無料高速道路を利用しました。 facebookには動画を載せましたが、舗装されていても、下り方面への1車線のみが開通していて、崖崩れや山崩れで片側車線が「消滅もしくは埋もれて」いるため、通過することを最優先とした工事であること

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      3月の能登・七尾 医療ボランティア活動「3月28日、3月29日」

      • ドクターカーの「今」と「これから」

        3月2日~4日の三日間、公式サイトなどで使用する写真や映像を撮影に富士山麓を訪れました。 ドクターカーは行く先々で目立っていて、当然、人目を引きます。でも、デザインがデザインなので、不思議な感覚や安心感を与えるようです。子どもたちがこちらに手を振っている光景も目にしました。 これは能登でもよくあるのです。 2日目の夜など、夜ご飯をいただきに入ったお店で、お会計の時に女将さんらしき人が 「あのドクターカーって、あなたのですか?」 と、問いかけてくれました。 なんだか当たり

        • 【能登へ医療を届ける】ドクターカー、はじめの一歩(2月10日~12日)

          いよいよ始動!まずは現地に辿り着けるように 震災をきっかけに、能登からお医者さんがいなくなっている、この状況をわずかなりとも改善できるのは明らかでした。 幸い、動き出そうと決意したとたん、七尾のお医者さんとつながることができました。 所属するコミュニティのみなさんから多くのお力添えをいただくこともでき、いよいよ出発。 まずは、とにかく現地に無事辿り着くことが目標でした。 思いも寄らぬアクシデント!しかしそれは守られているという実感に変わった2月10日深夜、七尾近くの有料道路

        第3回 4月18、19、20日の医療支援で感じたこと(人と情報に寄り添う)

          ドクターカーと能登での医療支援活動について

          このnote記事は医師である私、尾﨑道郎の能登における医療支援活動を伝えるものです。独自に考案した「ドクターカー」には、医療行為に必要なものが搭載されており、いわば「移動病院」の役割を果たすことが出来ます。2024年1月1日の大震災及び大津波以来、能登では医療従事者が流出しており残された被災者の方々は極めて困難な状況にあります。 ●ドクターカーによる活動は完全なボランティアで現在は私費を中心に ジェクト(株)をはじめとする神奈川および金沢の不動産会社が3社、さらに、石川真理

          ドクターカーと能登での医療支援活動について