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やりたいことが沢山湧いてくる

どうも、遠藤(@ryosuke_endo)です。

ふと、思ったのですが、割と腰を据えているべき年齢だという一般的なイメージに反し、ぼくはやりたいことがドンドンと増えてくる。できもしないのに。

やりたい事を定められている人は素晴らしい。ぼくからしたら、そんな人は、正に天啓があったとしか評しようがない。

33歳にもなって、やりたいと思えることがドシドシ増えてるっていうのは、「は?何いってんの?意味がわからない」という人もいるかもしれませんね。

けど、そんな風に「可能性を閉ざしてしまうことに意義があるのだろうか...」とも思うわけで。

ぼくたちが老後というものを迎えるためには、相当な条件が設定されているのが実情です。

いわゆる老後というのは、仕事をしなくなった高齢者を指す言葉になっていますが、ぼくがその年齢に差し掛かる頃には寿命が今よりも長くなっている可能性が大いにあります。

人生が100年時代になるというのは、あながち間違った考え方ではなく、現実的なものではないかと思うのですが、例えば、65歳で仕事を辞めたとして、100歳まで生きたとしたら、35年です。

35年間生活するとなれば、年間で夫婦揃って生活した場合、300万円程度というのが総務省の「家計調査報告」内の消費実数データからわかっていて、そうなると、引退後の人生で最低でも1億円が必要となります。(ということを過去に書いてますので、ご一読ください。)

「あ、そうなんだ」で終わってしまうのではなく、よくよく考えなければならないのは、それをどうやって賄うのかということです。

ぼくのような30年生きた程度の人間は、モレなくダブりなく、定年後の年金生活なんてのはお花畑でしかありませんし、おそらく、そんなことは誰もが気づいているであろうと思います。

そうなったときに対策としてどうするのかといえば、いろんなことをやっておくってのが一つのリスクヘッジになるのではないか、ということです。

もちろん、一つのことに秀でていて、それでずっと仕事をいただけるような人的資本の高い人はいいんですよ。

プロのスポーツ選手として、カズやイチローのようなストイックに現役生活を長く続けることに対して美徳を感じる人もいるのかも知れませんが、ぼくはそう思いません。

もちろん、二人とも大好きですし、ぼくの中ではヒーローであることに変わりはありません。しかし、多くの人たちが目指すべき姿ではない。

スポーツ選手であることは、生活のための手段であり、一つの方法です。それを極めたところで、何がどれだけ残るのでしょう。

日本の仕事観も「年功序列」や「終身雇用」などを前提に話をすることなど、今では到底できません。つまり、一つのことに対して人生を全うするというのは、リスクでしかないのではないか、ということです。

だからこそ、スポーツ選手でいえば、本田圭佑のようなあり方こそ、スポーツ選手ではない人たちにとって見習うべき存在であり、必須な生き方なのだと思うわけです。

現在、ホットな話題として、人工知能が賢くなるとか、機械が仕事を奪うだとか、ホワイトカラーの仕事は代替可能なのが多くなっている、だとか言われるようになってきています。

冷静に情報収拾をできればいいのですが、そうでなければドンドンあおられて、いったいどうしたらいいんだと追い込まれるだけです。

そんな焦燥感と不安感に苛ませられながら抱くのは、自分に何ができるのかという不安感。確固たる自信がなければ、色々なことを試しながら、自分の可能性を模索する以外にない。

その模索を20代で終えている人が多いんでしょうか。ぼくが全て中途半端だったからいけないのでしょうか。まぁ、そんなことを言っていても仕方ないのですが...


ぼくは常にやり始める時から右肩上がりだと思ってます。つまり、遅いなんてことはないということ。

もちろん、そんなに甘くないという意見があることは重々に承知しておりますが、それならばいますぐ、愚民であるぼくに叡智を授けてみてください。それが出来ないことは、ぼくが最も理解していますし、その旨、承知しています。

「常識」や「普通」という足かせで縛ることは、自分自身の可能性を狭めることになりますし、それは何もできないまま人生を終えてしまうことになるのではないでしょうか。

だから、いろんなことに興味が湧き、やってみたいと思うんです。はたから見たら、節操がないように思われるかもしれませんが、これまでに満足できなかったのだから、いろんなことをやってみて、判断をしていきたいと思うのはぼくの中では必然です。

子どもと接するようになってから、この傾向はより強くなってきているように感じます。これについては過去にエントリを書いています(『機会を与えてくれるのは家族だと気付いた』)ので、そちらをご参照ください。

今後も自分の可能性に絶望せず、過度に期待もせず、できることを増やし、付き合う人の質を高め、知見や見識を深めるために興味を持ち続け、行動し続けられるようにしていこうと強く思う次第です。

ぼくみたいな世間的にはダメな中年であっても、そんな志はもてるんですから、これを読んだ皆さんも、少し動き出してみませんか?

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