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胎内ディアーズを応援します。

まぁ、ボクに応援されても…とは思うのだが、少しでも胎内ディアーズってアメリカンフットボールチームの認知が広がるといいと思い、これを書きはじめた。

これまで、ボクはアメリカンフットボールを観戦したこともない。

過去にスポーツトレーナーをやっていた頃も業界の先輩トレーナーやトレーニングコースが現場を持っていることを聞くぐらいなので、特に思い入れを持っていたわけでもなければ、現場の課題感みたいなものもまったくわからない。

それでも鹿島ディアーズ、LIXILディアーズの名前は知っていた。スポーツトレーナー系の専門誌には、そこを現場にしているトレーナーが特集を出していたこともそうだが、日本のアメリカンフットボールの中で強豪中の強豪だからで、曲がりなりにもスポーツ業界にいた身として知らないわけにはいかない存在だった。

しかし、繰り返すが、何の縁もゆかりもない立場でアメリカンフットボールの何を知っているわけでもない人間ながらも「応援したい」と思えたので、その過程を書き連ねてみたい。

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

胎内ディアーズとは

まず、初めに「胎内ディアーズとはどんなチームなのか」を簡単に説明しよう。

ディアーズは、2013年シーズンまで実業団チームとして活動してきた鹿島ディアーズの多くの選手・スタッフを継承し、2014年より株式会社LIXIL様をメインスポンサーとするクラブチームに形態を変更して活動を開始しました 。2021年からは約60社のスポンサーのもと活動をしています。

 2022年からは新潟県胎内市をホームタウンとし、10年以内の移転を目指し活動しております。 鹿島ディアーズ時代(1989~2013)は、東日本社会人選手権にて8度優勝、1997年と2009年は二度の日本一に輝きました。日本を代表する選手・スタッフを多く輩出しています。

【胎内ディアーズ公式Webサイト】チームプロフィールより

元々、スーパーゼネコン大手の鹿島建設が抱える実業団チームだったが、2013年シーズンよりクラブチームに形態を変更。2021年には約60社ものスポンサーをつけていたというのだからクラブスタッフのチームに対する愛を感じざるを得ない。

2022年から新潟のNSGが経営権を取得し、新潟県胎内市を本拠地にすることが決まった。しかし、既存の選手たちや練習場など、実質的な活動拠点は東京のため、今後10年かけて胎内に拠点を移動させようとしている。

チームの戦績を見てもわかる通り、日本一に輝いたこともある歴とした強豪クラブである。現在、日本アメリカンフットボール界のトップリーグである『Xリーグ』には4つのディビジョンがあり、総勢55ものクラブ(2022シーズン)がある。

これはJリーグと同じような数だ。JリーグはJ3までの総勢で58ものクラブが昇降格や優勝をかけて日夜、フロントスタッフも選手たちも必死に戦っている。

もちろん、Xリーグの選手たちは大半がアマチュア選手なため、リーグとしてのレベルや予算規模などに大きな違いはあるだろうが、少なくとも、それだけの人数がチームに関わっていることを踏まえると、バカにできない規模の中で実力のあるチームが新潟県胎内市を本拠地にしていることがわかる。

なぜ応援したくなったのか

チーム代表の髙橋さんとは知人関係にあって、彼は開成⇒東大⇒三菱重工といった順風満帆な生活を送れるのにも関わらず、アメリカンフットボールのために新潟へ人生のバンジージャンプをしてきた2013年から接点があった。

彼がバンジージャンプ先に選んだアップルスポーツカレッジで、当時ボクは教員として働いていた。学科が異なっていたこともあり、直接的な接点はなかったものの立派な経歴の人間が1年とはいえ研究科という学科に入学してきたことに驚愕したのを覚えている。

そこからしばらくし、今では熊本ヴォルターズの代表取締役として必死にクラブ運営をしている福田拓哉さん(当時、新潟経営大学)との飲み会に参加してもらうようになった頃から直接的な接点を持つように。

ボクが主催したイベント等にもいくつか参加してもらえており、運営面等で助言やお手伝いをしてもらうなど、決して遠くはない存在として相互認知していただいていたとボクは思っている。よくいえば飲み友達だ。

そんな髙橋さんとの間で、Twitterの会話ができる機能Twitter Spaceでお話をさせていただく機会があった。お昼時にお願いしたこともあり、リアルタイムで視聴してくれる方は7名という絶望的な数字になってしまったのは本当に申し訳ないことをしたと思ったものの、話を伺ってみたところ、彼の人柄も相まって素朴に応援したくなった。

新潟や長岡のような一定以上の人口規模があるような街を目指すのであれば上越なんかも候補に上がりそうなものだが、そうではなく人口規模でいえば3万人もいない胎内である点に大きな可能性と魅力が詰まっている。

詳細はぜひ、上記のSpaceを聴いてもらいたい(他にも新潟の中に住んで暮らしている人たちと話しているので、そちらもぜひ聴いてもらいたい。)のだが、胎内のような人口規模の街に双方のチームスタッフや監修、祭事に関わる人たちが300名でも集まれば人口の1%も関係人口候補が胎内に足を運ぶことになる。

それも魅力ではあるものの、人口規模が小さい街だからこそスポーツを絡めて地域事業者や市民の方々との協業や協力によって何が生み出されるのか。本当にスポーツは「地域のためになるのか」を検証しやすい。

これを正直に述べてくれたこと。そして、そこに可能性を感じているからこそ、本気で取り組もうとしていることがわかったので、ボクは髙橋さんを応援したいのはもちろんだが、胎内ディアーズってチームを密やかに応援しようと思えた。

どう関わるのか

大したことはできない。本当に。ボクなんかにできることなんて限られているのだが、まずは試合を見に行ってみたいなぁ…とか思っている。

幸いなことに我が家は胎内が好きだ。

胎内には『昆虫の家』があり、ここではヘラクレスオオカブトが生で触れたりするため、子どもたちには大人気なのである。

また、釣って、焼いて、食べることができる釣り堀『胎内フィッシング&ボートパーク』もシーズンに入ると大人気だ。

さらに、『樽ヶ橋遊園』という動物公園があるのだが、公園が広いことと、動物たちと触れ合える点において、子どもが小さな家庭では非常に満足のできる公園がある点も押さえておきたいポイントである。

こんな形で、ちょっとしたことをボクなりの視点でお伝えすることぐらいしかできないのだが、応援することを表明した以上、それなりに感情がこもっていることはおわかりいただけるのではないだろうか。

おわりに

最後になるのだが、髙橋さんに対して、何かを助言したり、何かを支援したりなんてことはできない。ボクはそんな大それた人間ではないし、そんな実力も実績もスキルや経験もない。

だけど、一人の知人として、彼と相互認知できていることを素直にうれしく思うし、だからこそ、応援したいとも思う。

ぜひ、髙橋さんには胎内市の全人口と会ってもらいたい。このnoteがその役に立つとは思えないけれど、少なくとも読んだ人は髙橋さんのことを認知できたはずだ。

そんなわけでお読みいただいたみなさん、髙橋さんのこと、一緒に応援しましょう。

ではでは。
ゑんどう(@ryosuke_endo)


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