見出し画像

つくる人でいよう

製品を
システムを
デザインで
手を動かして
ことばをつなげて

そんな風に、何かをつくる人のことを表現することばはたくさんあって、それはつくられる何かしらの数だけあるんだろうし、もしかしたら、その何倍も多くのひとが携わっている、なんてことはすんなりと理解できます。

それぞれに良さがあって、それぞれに特徴があって、それぞれに趣があって、それぞれに苦手なところもあって、だからいい。

そんな風に「なにか」をつくれる人にはずっと憧れがあった。

僕の父親も、その類というか、そんな種類の人で、飲食店を個人経営する人だから食事をつくることができて、それで僕たち家族に対して食事をさせてくれていた。

そんな「なにかをつくれる」父をみてたからなのか、なんなのかはわからない。

わからないけど、僕は「つくれる人」に憧れていた

そして、自分がそうできていないことに対し、常に恨めしいというか、妬ましいというか、決して気持ちよくはない感情を抱いてる。

それは小さい頃からもそうだし、今でも変わりなく。

「あぁ、なんで自分は世の中に対して、なにも生み出せずに生活してるんだろうなぁ...。」

なんて思っていたのだけど、そうじゃなさそうな気がしてきた。

カタチになるモノを生み出すことだけが「つくるひと」じゃない。

人が集まって、その中で出会った人たちがワイワイと話しながら、「それいいですね〜」「すごいなぁ」「やってみません?」みたいな話になって、ドンドンと活気付いていく様子を見るのが大好きだった。

「あれ?これって「つくる」ことになるんじゃないのかな。」

そう思えた、というよりも、早々に僕は気づいてたんだけど「目に見えるカタチあるものではない」と自ら規定したルールみたいなものに遵守することで除外していただけだった。

物質的な意味ではなくて、そこにいくことが嬉しいというか、ワクワクするみたいな「場所をつくる」ことだって、生み出すことになってる。

そこでつくられるものは、その瞬間にはちっぽけな価値なのかもしれないけど、その志というか場所を設けた事実は変わらないし、その場に参加してくれた人たちはわかってるから、それでいい。

大事なのは、自分がそれをわかっていて、その機会を設けたことに満足できればいいんじゃないか。

だから最近は、「人が集まる場所をつくる」ことを敢えてやろう。

むしろ、僕が会いたい人たちに会うためにやってるって側面が強いかもしれれないけど、それでいいのだろうとも思う。

なぜやりたいのか、なんて聞かれたら「僕自身が感じている危機感や焦燥感を払拭するためには、希望や期待を持つことが必要で、そのためには人に会って議論することが必要だから」と答えるしかありません。

そんなんだから、独りよがりな面も出てくるのかもしれないし、自分勝手なものに映ることもあるのかもしれない。

でも結局、「いいもの」なんて自分が決めるものです。

評判を高めることはすごく大切なことだし、必要なことだとも思う。

けど、「最終的に買う」とか、「買った上での善し悪し」なんてものは、自分で決めるしかない。というか自分「が」決めるしかない。

Amazonのレコメンド(推薦)された商品だからといって、最終的に自分が好きか嫌いか、良いものだったのかどうか、というのは自分が決めるしかないのと一緒。

他の誰も決めることができない。

僕はいいと思っていても、隣に座っている人からしたらダメなものなんていくらでもあるし、その行きつく先、着地点は「好き嫌い」だ。

僕がやることはすべて正しいだなんて、到底思えるはずもないけれど、面白いことや必要だと感じたこと、その知識や見識を身につけることを機会として提供できるのであれば、それほどに嬉しいことはない

もちろん、毎回、思う通りにできてるわけではない。失敗だらけだともいえる。でもネガティブに考えても仕方ないから、こう、「学ぶ機会に恵まれている」ってところかと。

僕は特別な人ではない。なんでもできるスーパーマンでもない。特別なスキルを持って解決できるわけでもないから、失敗をたくさんする。けど、それが嬉しい。

うまくいかない方法がわかったとして、後々にどうしたらいいのかを考える機会をつくれているわけだから。

それがわかるのは、実際にやったコトがある人と、そうではない人との間には大きな差があるってことを知れたのも、自分が機会を設けてたからこそ。

その機会を多くしていくことで、僕以外の誰かにも届くのかもしれない。それが僕の大きな衝動だ。

だから、これからも「機会という場所をつくる人」でいよう。

その第二弾である12/14のイベント、まだまだ現地へもWebでの参加もお待ちしております!

申し込みはこちらから!


最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。 お読みいただき、それについてコメントつきで各SNSへ投稿していただけたら即座に反応の上でお礼を申し上げます!