Keian | 占い師 dog_cat_tarot

旅の記録や活動情報など更新します。

Keian | 占い師 dog_cat_tarot

旅の記録や活動情報など更新します。

最近の記事

京都1日目 その3

京都で占いのお仕事なんて 本当に夢みたいだ。 場所は、京都河原町。 たくさんの商店が並ぶ大きな繁華街。 一日とはいえ、こんな場所で 占いのお仕事ができるなんて 嬉しすぎる。 お仕事まで少し時間が あったので、街を散策。 偶然見つけたそめどの地蔵尊。 勤めていた会社に妊婦さんが 二人いたのでご祈願。 元気な赤ちゃんが 産まれてくれたらいいな。 まだ少し余裕があったので、 散策を続けると SOUSOUの店舗を発見。 ちょっと歩いただけで、 楽しいお店がたくさん。

    • 京都旅 1日目 その2

      京都に無事到着。 めちゃくちゃ嬉しい! 自分で決めて、 (占い師さんのアドバイスがあったけど、、) 自分で調べて、 旅費を稼いで、 自分で予約して、 自分の足で来た、 それだけのこと、 でも、私にとって とっても嬉しいこと。 母には一人旅できるのが すごいって言われるけれど 私は、断然一人がいい。 受け取れない メッセージがあるから。 スマホで 今日の目的地を 調べてみると ぜんぜん、歩ける距離! (普通の人は多分歩かないな、、) 旅行の直前 愛用のスーツケース

      • 京都旅 1日目 その1

        出発の日の目覚めはよかった。 ワクワクしているから。 本当に気持ちって大事。 寒い薄暗い朝も、 いつもより重い スーツケースも、 若干、睡眠不足気味の 身体も軽く感じる。 5時に家を出て 新横浜から乗車。 新幹線に乗るのってなんで こんなにワクワクするんだろう。 京都を訪れるのは、2回目。 関東の中学校の修学旅行の定番と 言えば、京都なのだけど、 私の時は、何故か東北だった、、 (本当、何故かご縁がある、、) 中学校の上級生が修学旅行中に 事件を起こしたとかで、 下

        • 京都旅 

          前回の東北旅が終わって、 しばらくして また私は、旅に出たくなった。 太陽星座が射手座の 私は旅が好き。 動いている時の方が 活発でいられる。 移動している時、 動いている時の方が 生きてる感じがする。 以前に個性心理学で 見ていただいた時に 言われたのだけど、 私はどこまでもどこまでも 歩いてしまうそう。 そう、そんな 私の趣味は散歩。 元気があれば、登山。 動いていることが 一番私らしいのだ。 東北旅のきっかけは 父方の祖父だった。 けれど今回はどこか 違う

          東北旅 お土産話 その3

          実家に戻ってから、 ずっと気になっていた 父方の家のお墓参りに行った。 母は妹の世話、 父親も病院があって、 なかなか お墓のことまで 出来なかったのだろう。 仕方のないことだけど、 お墓は荒れていた。 両親は、 管理会社がいけないのだと ずっと言っていたけど、 結局のところ 墓参りに行ってない。 そして、 お墓は、荒れていた。 この事が真実。 母親に なんでこんなことに なってるの!って 怒りながら、 墓の掃除をした。 墓だろうと区画内は 持ち主が綺麗に する

          東北旅 お土産話 その3

          東北旅 お土産話 その2

          珍しく父が 淹れてくれたお茶を飲みながら、 東北であったことを話す。 番屋のおばあちゃんの お茶の味と似てる。 それより何より おじいちゃんのこと。 「ごめんね、急に メールしちゃって。」 「いいけどさ びっくりしたよ。」 「うん、でね、 くりこま高原で 沼、行ったのよ。 なんか覚えある?」 「沼、、かあ そういえば、 昔、じいちゃんの本家に行った時に 沼で採ってきたって なんかヌルヌルで包まれたの 食べたなぁ、、」 「じゅんさい?」 「そう、多分それだ。」

          東北旅 お土産話 その2

          東北旅 お土産話 その1

          東北の旅から帰ってきて 次の日には、 実家にお土産を 持って行った。 私の大好きな かもめの玉子を持って。 私はこのお菓子が いつの頃からか好きだった。 いつもなら自宅にいる母は 珍しく友達と一日バス旅行で いなかった。 私の一人旅に 触発されたみたい。 父が、妹と留守番をしていた。 母親がいないことは 知っていた。 仕事終わりに一人で 夕食を済ませてから 実家に向かう。 なんとなく、 気持ちを上げたくて ワインを2杯ほど 引っ掛けた。 去年、離婚して、 私は実

          東北旅 お土産話 その1

          東北旅 帰京

          夢の時間は 長くは続かない。 本当のこと言うと、 この旅行で、もう 関東には戻らないかも 知れないと思っていた。 だから、通帳や印鑑は バッグに入れていた。 その予感は、 当たっていたのかも。 海に身を任せようとした時も おばあちゃんが言葉をくれた時も。 その時、その時で、 願えばたくさんの 選択肢が現れる。 自分で何を選び取るか、 それはその時の直感を 選べばいい。 自分と向き合って。 私には、まだお志事がある。 決して、それは今の仕事に しがみついている

          東北旅 最終日

          あなたにとって、 気の済むまでの時間は どのくらいですか? 私は、ゆっくりと味わう お茶、2杯分。 それがその時の私が、 気の済む時間だった。 おばあちゃんの言葉だけで充分。 これこそ、愛だ。 そして、その余韻を噛み締める時間。 お茶2杯と沢庵一枚。 じっくり味わう。 本当、それだけでよかった。 しばらく、牡蠣の作業を ガラス越しに見て ドアを開けた。 ご馳走様です。 ありがとうございました。 番屋を出る。 若い男の子が、 おー、また。 うん、またね。

          東北旅 三日目 その7

          小屋に到着すると ビニール幕の中で、 作業する人が数人。 全く初めての場所なのに、 何故か知ってるような場所。 こんにちはと 声をかける。 中で作業している おばあさんと 背の高いおじさん、 そして、若いお兄さん。 家族で牡蠣を きれいにする作業をしている。 水色の大きなカゴに たんまりと入った とれたての牡蠣。 海から揚がったばかりの 牡蠣を小さなナタで 小気味よく海藻や 付着物を取り除いていく。 本物の漁師さんの仕事、 ああ、そうか、これは 海人さんのお仕

          東北旅 三日目 その7

          東北旅 三日目 その6

          最初の目的地に着くまで だいぶだいぶの遠回り。 でも、これが、私だ。 さて、駅からの一本道。 最初の目的だったご縁のある人。 その人がいる場所が、 私の目的地だった。 けれど、訪れただけで、 伏線回収というか 答え合わせが できていく不思議。 来る前に受け取っていた ただ、そこに行けばいい。の 意味がだんだんわかっていく。 昨日の夕方訪れた目的地に、 小屋に向かう途中立ち寄る。 誰もいない。 前日の夕方、 駐車場にあった車もなかった。 私は、手土産に持って

          東北旅 三日目 その6

          東北旅 三日目 その5

          列車が走り出すと 私の頭の中で この列車がテーマの 朝の連ドラの曲が流れていた。 歌詞もない ただ陽気なだけの音楽。 あっけらかんとしてて 不思議と心が上向く。 先頭の席に座って その景色を眺めていた。 到着した駅は、三陸。 昨日、タクシーで訪れた時は 日が沈んで物悲しかった場所。 けれど、列車で 降り立ったその場所は、 朝の光に包まれていて、 希望が溢れていた。 私にとっての理想郷かも。 少し大袈裟かな。 空の広さ、 目の前の山、 海の見え方、 人間のバランス、

          東北旅 三日目 その5

          東北旅 三日目 その4

          盛駅に到着すると、 私はワクワクしていた。 列車の旅は、 気分があがる。 それは、電車が目的地に 連れていってくれてる 安心感があるからかもしれない。 身体は行く方向を 定めればそっちに 動き出す。 大切なのは、自分が それをどこから 選び取るのか? あとは、自分を 信じるか、 信じないか。 三陸リアス線の 始まりは小さな駅。 だけど、  旅の始まりの ワクワクを 感じる場所。   そして、遠い昔 私もこの鉄道の ファンだったことを 思い出した。  二人目の

          東北旅 三日目 その4

          東北旅 三日目 その3

          ホテルで帰りの身支度をしながらも、 まだ私の中でこれという確信は 湧いてこなかった。 それでも、目的がなければ 身体は動き出さない。 帰りの途中、一関で 中尊寺を見て帰ろう。 午前中に到着すれば、 観光できるだろう。 それが、私の出した 一応の結論だった。 ホテルで朝食を食べ、食堂に あったテレビをぼーっと見る。 ビジネスホテルの朝食会場は、 空いている。 もし、混んでいる観光地ならば 朝食会場は人でいっぱいだ。 あまりお腹も空いてない。 気の乗らない朝食。 な

          東北旅 三日目 その3

          東北旅 三日目 その2

          早朝の港から戻った身体は、 思ったより冷えていた。 海に救われた後も 散策したからだ。 あの震災を経験した街は頼もしい。 同じことを繰り返さない。 誰一人として見捨てない。 そんな街作りの跡が垣間見えた。 港すぐの大きな堤防も、 避難しやすいように 整えられた救助塔も。 整備された道路も。 街作りにまで。 津波があるからと 敬遠するよりも 今だから安心。 そう考えれば、 こんなに住みやすい街は ないんじゃなかろうか。 バスターミナルにあった言葉。 「共に生き

          東北旅 三日目 その2

          東北旅 三日目

          大船渡3日目の朝は、早朝に目覚めた。 時間は4時半。 昨日はだいぶ疲れていたけれど、 スッキリ目が覚めた。 二度寝しようとしたけれど 目が冴えて眠れない。 外は、まだ暗くて 窓越しに外を見ると 点滅した信号だけが 街に動きを与えていた。 少し考えて、 外を散策してみることにした。 コートもしっかり着込んで、 ボアブーツの中に カイロも仕込んだ。 外はかなり寒かった。 歩けば暖かくなる。 ホテルから見える 港方面に歩く。 あたりは広い道路で 舗装されていて歩きやすい