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2021年 日本の売上が変わります

 2021年4月、日本の売上ルールが変わります。

 なぜルールが変わるのか?

 今のルールでは複雑になったビジネス
適応できないからです。

変わるポイントは2つ

 売上のルールが変わる大きなポイントは2つです。

✅売上を計上するタイミングが遅くなります
✅売上の金額を分割する場合があります。

タイミングが出荷➡️客先検収へ

 売上を計上するタイミングは主に2つあります。

✅出荷時点
✅客先検収(受け取り時点)

 今まで多くの日本の会社では

✅物➡️出荷時点
✅サービス➡️客先検収

で売上を計上していました。

 しかし、取引が複雑になり、
出荷➡️客先検収➡️入金の時間が
かかる
ようになっています。

 例えば、

✅輸出: 出荷➡️客先検収まで物理的に時間がかかります
✅物と無償メンテナンスのセット販売: メンテナンス終了まで入金が完了しない場合があります

 つまり、今のビジネスでは出荷後の
返品リスクや入金リスクが高いのです。

 そこで新しいルールではリスクを
軽減させるために

✅物➡️客先検収
✅サービス➡️客先検収

と物もサービスも客先検収で
売上を計上することを規定しています。

 僕が勤めている機械メーカーでは出荷から受取まで
3〜12ヶ月かかることがあり、会社の売上に大きな
影響を与えることになります。

売上金額を分割

 新しい売上ルールでは同じ契約にある
物・サービス・特典ごとに売上金額を分割して
計上してくださいと規定しています。

 例えば、カーリースで車検代込みの
プランがある場合、料金は定額です。
しかし売り手であるリース会社は

✅車代
✅車検代

を売上金額を分けて管理します。
さらに売上計上のタイミングを

✅車代➡️お客さん受け取り時
✅車検代➡️車検実施時

分ける必要があります。

まとめ

 2021年、今の複雑なビジネスに合わせて
日本の売上ルールが変わります。主に

✅売上のタイミング
✅売上の金額

が変わります。

 経理マンは今その対応に四苦八苦しています。

 今回の記事は以下のサイトを参考にしました。


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