人生のどん底を見たからこそ大切な人に気づけた

私には4年ちょっと付き合ってる彼がいる。一緒にいて安心できる人だ。
付き合った当初はまだ大学生でまさか卒業後も付き合うとは思ってなかった。実際社会人一年目の時は好きの気持ちが薄れている時もあった。シフト制と土日休みで働き方が違うとシフト制の自分が休みを合わせて会うしかなく、その時間を取るだけで一苦労だった。もうデートを楽しむ気力はなかったし、翌日が早いと夜長くはいれなくて電車の時間を気にして焦ってばかりいた。これが学生と社会人の恋愛のギャップなんだと実感した。
仕事が原因に不調になり、人生のどん底を見た。何度嫌な記憶、トラウマに殺られそうになったか。首に手をかけたか。当日の苦しみを考えると本当に今生きているのが奇跡だと思う。自分の努力もあるが、他者から貰ったものが多い。本当にありがとう。
最近リワークで不調になった時のことを振り返る機会があり、なんか色々失ったなと思った。仕事もお金もそうだが何より健康な体と元気な心を失った。この1年七夕の短冊や神さま仏さまに願うくらい健康な体と元気な心の有り難さを実感した。悔しいなと思う。そうネガティブに考えるとメンタルが落ちるので、逆にこの無職として生きてる1年間で何を得たのだろうと考えた。そしたら私にとって困った時に助けてくれる周りの存在が何よりも有り難いんのだと気づいた。彼もその1人だ。何かしてくれる時もただ傍にいてくれるだけの時もある。それだけでいい。話を聞いてくれる、認めてくれるだけでいい。違ったら怒るのではなく、こうじゃない?って優しく言ってくれる。そんな気遣いができる。それだけで自分の隣にいて欲しい存在になった。
今人生で一番自分の心に寄り添っている。何が大切かも分かってきた。失ったものもあるけれど、反対に得たものもあると思ったら1年間無職として止まっていても少しはいいのかもしれない。でも立ち止まって居続けてるのももう辞めたくなった。次に進みたい。やっていきたいというエネルギーが少しずつ湧いてきた。だからこそ次は間違えないように、大切なものを失わないように決断したい。焦らずとりあえず今はリワークを卒業することを目標にしてやっていこうと思う。

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