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子宮筋腫核手術の体験記


ご挨拶


先日、子宮筋腫核手術(腹腔鏡手術)で子宮筋腫を切除していただきました。
高度な技術と、関わってくださった全ての方に感謝しております。

女性の4人に1人は子宮筋腫を持っていると言われており
ます。
5年前ぐらいに筋腫が4cm〜5cmあるのはわかっていたのですが放置。手術は極力避けようと思っていたからです。自然に治れば良いなあと。

今年に入ってから筋腫が7cm〜8cmになっていることがわかりました。



今後の身体のこと、生活、ライフプランなど考えた結果、思い切って(まさに字のごとく)手術することを決意しました。

私が手術を決めた後、色んな方のブログやYouTubeを検索し、それらがとても参考になりました。皆さんの十人十色な発信のおかげで、メンタルの上でも非常に役立ちましたし、ありがたい!!と実感しています。

ですので、今度は私が体験者として発信することで、これから手術をされる方の不安などが少しでも払拭されれば良いなと、私も人の役に立ちたいなと思いました。

術後の痛み、経過などは個人差があります。(実感中)

あくまで【私の場合の話】ですので情報を全て鵜呑みにするのではなく、参考程度に留めていただければと存じます。


入院まで

事前の下調べをしました。

ちなみに、私は術後3日目の退院でした。
手術の前日に入院しますから4泊5日の場合となります。

先ほども申しましたが、色んな方の体験談がとても役立ちました。

とくに入院に必要な持ち物です。
その病院によって入院日数や方針など変わってきますので戸惑いますが私は運良く、おそらく同じ病院だろうなという発信者さんを見つけられたのでかなり参考になりました。

役所に行って限度額認定証を発行してもらったり数々の同意書へのサイン、持ち物で足りないものの買い物などなどをしました。あまり買い足さないようにはしました。

やることは色々ありますが、せっかく入院するのですから、楽しもうという感じで旅行前のような氣分でしたね。

入院当日はとくに保険証、診察券、同意書・承諾書など忘れ物に注意です。

荷物が意外とかさばるなと感じたのでスーツケース(キャリーケース)にしました。

それと重要なことは体調を万全にすることですね。
私は入院前2日間は予定を入れずにのんびり過ごしました。



病室


私は大部屋ではなく個室にしました。個室は差額ベッド代がかかりますが、シャワーやトイレが室内にありますし、消灯後の明かりも自分の匙加減で調整可能です。

氣が散ったり、周りの目などに氣を使うこともなく、私の場合は術後に1時間置きにトイレに行く事態になったりしたので、個室にして本当に良かったと思いました。
面会禁止だったのもあり、家族とテレビ電話できたのもメリットのひとつです。快適で心地良いのが1番だと思いました。


持っていって良かったもの


入院に必要な基本的な持ち物は

T字帯
夜用ナプキン
生理用ナプキン
ペットボトル用のキャップとストロー
服用中の薬
パジャマ
バスタオル
タオル
下着

などですが
(手術着は病院で用意があります)

持っていって良かったと強く感じたものは以下です。


ふりかけ

多くの方が食事が唯一の楽しみと言ってらして、本当にそうでした。ふりかけは本当に本当にあると良いです。お氣に入りのからだに良い塩も持って行きました。



水のペットボトル


これは必須ですね。自動販売機はあるにはあるのですが、いちいち購入するのが面倒なので多少重くても500mlを6本ほど持参しました。さらに、500mlのペットボトルの水(最近は520mlとか560mlとかさまざま)はスーパーなどで購入すると100円しないものが多いのでおトクですよね。


ペットボトルにつけるキャップ・ストロー

これは100均で入手しました。キャップ自体が猫の顔になっていて癒されるものにしました。笑(seriaで購入)

持って行って良かったというより必需品です。
なぜなら手術直後は起き上がることがNGですが、水分補給をしっかりするように言われるからです。
普段のようにに口をつけてごくごく飲むことができません。せいぜい顔を少しだけ起こす程度。ですのでキャップにつけ替えて吸えるようにできるアイテムが必要です。


ゆったりしたパンツ(下着)


深めのショーツを準備してください、生理用ショーツでも可、とありましたが、生理用ショーツってけっこうピッタリしていてきつめではありませんか?
それだと傷口に当たって痛いんですよね。

私はシルク素材の大きめサイズのこちら
非常に快適でした。大変おすすめです。とにかく締めつけが一切ないものが良いです。



延長コード

これは便利でした。何度も起き上がる事は困難なので少し手を伸ばせば届くところでスマホを充電したりできた方が良いです。


マグカップとティーバッグ


実は、部屋で使う電気ポッドを持って行ったのですが火傷など危ないとのことで使用NGでした。(荷物として1番かさばったのはこれです)とほほ。

しかし、自販機のところに給湯できるところはあったので、マグカップにお湯を注ぎに行っていました。ノンカフェインのシナモンティーを持って行き、リフレッシュしていました。お氣に入りのお茶を持っていかれると良いでしょう。

部屋から出てお湯をもらいに行くのは大変では?と思われるかもしれませんが、手術直後は別として、術後はどんどんリハビリで歩きましょうね、という感じなのでお散歩がてらセルフティータイムですね。


洗面・お風呂グッズ・ヘアブラシ

お風呂には入れませんが、手術の翌日からシャワーは浴びることができました。温かいシャワーを浴びるだけでもリフレッシュできて体調が変わりました。

髪の毛はブラッシングするだけで頭皮のマッサージになりますよね。

ちなみに、退院の日の為にメイク道具を持って行ったのですが、結局そんな余力もなく、すっぴんで帰りましたし、メイクをしたところで、退院日はとにかく安静が必要だったのでいらなかったなと思いました。


履き物


スリッパでも良いですか?と聞いたところ、踵のあるものにしてください(転倒防止)とのことだったので私はクロックスにしました。あれは半分スリッパみたいな感じなので使いやすかったです。普通の靴だと履く時に大変ですので。


パジャマ・タオル類


こちらに関してはレンタルを利用しました。洗濯をしている余裕はなかったですし、汗もかくので毎日清潔なパジャマが着られるのは良かったです。荷物も減りますしね。そして何より、タオルは何枚使ってもOK、と良いこと尽くしです。


ティッシュ箱


病室にティッシュ箱はありませんのであった方が便利ですね。


ドライヤー


私は普段使用している髪にとても良いお氣に入りのドライヤーを持参しました。しかし病室に備え付けがあったので(ホームページには記載なし)こだわりがなければ備え付けで十分だと思います。





持っていかなくても困らないもの



本やタブレット

本は4冊ほど持って行ったのですが、体調の事もあり、読書どころではありませんでした。
しかも、ナースステーションの所に本棚があって少量ですが雑誌や小説など置いてあったので、万が一活字が恋しくなったとしても大丈夫でした。

タブレットは、私自身は持ってないのですが病室内で付属のWi-Fiの繋がったiPadがあったのでそちらを使用。主にYouTubeを観ていました。
スマホはWi-Fiには繋がりません。ですので付属のiPadはありがたかったです。



メイク道具やパジャマ・タオル

先述のとおりです。


アイマスク


蒸気でアイマスクという商品を持って行きましたが、痛みでリラックスどころではなく使用しませんでした。レンタルのフェイスタオルを目元に合う長方形に畳んでアイマスク代わりにしました。普段でもこれはおすすめです。


靴下


院内ではずっとパジャマなので靴下も必要ないですね。ただ真冬に入院される方は冷え防止のため、レッグウォーマーなどがあっても良いかとは思います。


置き時計


付けてきた腕時計をちょこんと置いて、置き時計代わりに使っていました。それと病室のiPadのトップ画面を世界時計にしていました。通常の生活のようにしょっちゅう時間を確認する必要性もなかったですし、【時間にそれほどしばられない時間】笑 というのが新鮮でした。時間に追われるのではなく自分と向き合える良い機会でした。





服装


これは声を大にして言いたいのですが、
ゆったりしたワンピースが良いと思います。
私はそれほどウエストのきつくないスカートで行ったにもかかわらず退院時、ウエストがとてもきつくて後悔しました。
看護師さんによると、穿いてきたパンツが入らないと言う方が多いそうです。
腹腔鏡手術はお腹の中に炭酸ガスを入れて膨らませてやる手術です。そのガスがしばらくは抜けない為、まるで妊婦さんのように(大袈裟な表現ですが)お腹が膨らみます。かなりぽっこりとしたお腹になるのでウエスト部分がピッタリしたボトムだとお辛いかと思います。


ざっくりとですがこのような感じです。
少しでもご参考になれば幸いです。


次回はいよいよ入院当日からのレポートです。

お読みいただきありがとうございました。

読んでくださりとっても嬉しいです。ありがとうございます。応援してくださる事にとても感謝しています。