見出し画像

エベレスト街道旅行記9日目(2022/04/26) ナムチェ→キャンズマ→プンキタンガ→テンボチェ→デボチェ

この日はゴンパのあるテンボチェを抜けて、その下の村のデボチェに向かいます。ちなみにその次の日はディンボチェに行きます。正直違いがわからないし、現地の人も混同している時あります。

画像1

ナムチェの出口の急階段を登ると、そこはエベレストが真正面に見える絶景トラバース。これが1時間ぐらい続きます。アップダウンも少なくテンションが上がります。途中にはテンジンノルゲイのストゥーパなんかがあったりします。

画像3

振り返るとコンデも見えます。結構ここはハイライトのひとつかも。

画像2

ここから先はポーターを見ることが増えました。疲れた部活帰りの高校生みたいなスタイルでガンガン追い抜いていきます。これが山の民よ。

画像4

時間ほど歩くとキャンズマというキングカズマみたいな名前の村に。キャンズマから少し登ったところに昨日行ったクムジュンがあるらしいです。

画像5

キャンズマから少し降りて先に進みます。下りは帰りのことを考えると憂鬱です。これ登らなきゃいけないのかと。

画像6

ちょっと歩くと、ゴーキョとエベレストベースキャンプの交差点があります。ほんのちょっとだけど到着するところが全然変わります。自分は帰りはゴーキョから来るので、ここから先は一度しか通らないことになります。

画像7

ここから先はひたすら下ります。もう通らないので下りは全く怖くありません。帰りのトレッカーが息を切らして歩いてきます。ざまぁw

画像8

基本的には森の中を歩くのですが、時々見晴らしがいいところからはアマダブラムが見えます。

画像9

そして降り切ったプンキタンガで休憩します。ものすごい岩のある渓谷です。まだ10時過ぎなのですが、朝も早いのとこれから急登が待っているので昼にします。

画像10

なんかエベレスト街道であんま見ない雰囲気のダルバートでした。タルカリがもう少し食べたくなってお代わりしてしまった。

隣の韓国人らしきおばさまが辛ラーメンを食べていました。自分の国のものが食べたくなる気持ちはわからなくはない。

画像12


このレストランから伸びている橋を渡った先でまた受付があります。これはラケシュがやってくれますが。

画像11

ここからテンボチェの寺院まで2時間ぐらいひたすら登りです。

ダルバートお代わりしてよかったって思うレベルでした。斜度もかなりあってきついです。脳内で右足...左足...右足...左足...って唱えながら進みました。それに飽きたら1歩1秒で60cmなら、1分で36m、1時間で2km以上も進める、って考えながら進みました。ポジティブ。

外人にHow are you?って聞かれたのがお互い疲れすぎてHow old are you?にしか聞こえなくて普通に年齢を答えました、ただのアホです。

画像14

所々石楠花が咲いてて綺麗です。石楠花は英語でロデレンロドンというらしくて、これ何?ってラケシュに聞いたらそう返ってきてうまく発音できませんでした。何そのオディロン・ルドンみたいな名前。Shake Nugget!!とかでいいじゃん。

画像14

2時間ほどこの苦行を続けた末、テンボチェ寺院に着きました。疲れすぎてすぐ動けなかった。ここは高山病になる人も多いらしいです。

画像15

ゴンパの中は撮影禁止でしたが、昨日に引き続きチベット寺院が観れてよかったです。

画像16

10月にはこの中庭でマニリンドゥというお祭りをやるらしいです。10月はエベレスト街道のベストシーズンでもあるし、お祭りを見にくる人も来るし、の大混雑らしいです。

画像17

テンボチェにはロッジもあり、ここに泊まる人も多いのですが、我々は少し先を目指します。テンボチェから少し進むと、灌木が茂る緩やかな下山道へ。

画像18

前からゾッキョの集団が現れてもののけ姫か?みたいになりました。

それを抜けると、2、30分ほどで今日の目的地の村、デボチェに着きます。

画像19

デボチェはロッジ以外何もないような村です。もう1つ先のミリンゴっていうなんj語みたいな村も気になるんですが、まぁ特に変わらないのでこちらに宿泊。洋式トイレがあって助かった。

画像20

とりあえずマサラティーで一服。

画像21

あと靴下を洗濯しました。洗濯って言ってもこのホースから取った水でジャバジャバするだけです。蛇口とかはなく、この栓を取るだけです。

意外とテンボチェあたりまでは電波があったんですが、ちょうど谷間にあるせいかあまり電波も届かず、調子のいい時に連絡したり。

画像24

散歩していたらでかい板を運ぶポーターに遭遇したり。森の中とか狭い道とかめちゃくちゃぶつかりそう。

画像23

いい感じの草を喰む白馬。

宿でダラダラしてたら前日のシャワーズ(仮)夫婦が現れました。行程がほぼ一緒みたい。

画像22

夜はダルバート。一ヶ所で必ずダルバートを1回は食べるルールにしています。

今日の道はなかなかハードだったんですが、明日以降はそこまでまではなさそう。ただ、チョラパスは今日よりきついよとw

いつも飯食ったら部屋でゴロゴロしてるんですが、ここにいりゃいいのにみたいなことをラケシュに言われたのですが、意外とあんまお互い話す雰囲気じゃないんだよな・・・陽キャの外人とかがいたらまた違うのですが。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?