【きれはし169】コント カートン

(コンビニにて)

♪ピーンポーン

店員「いらっしゃいませー」

輩「あー、タバコ」

店員「はい、どれにいたしましょうか?」

輩「アメスピの緑と黒とオプションの紫と黄色とセッターとマルメンとピースとハイライトとJPSとラークとキャメルシガーを全部2カートンずつ!」

店員「え…」

輩「え、じゃねえよ!早くしろ!」

店員「あ、はいすみません。レジ袋は…」

輩「いらねえよ」

店員「えでも手ぶらじゃ…」

輩「いらねえっつってんだろ!(腕を差し出す)俺の腕に2カートンずつ互い違いに積み上げろ!」

店員「はぁ…」

輩「しっかり積み上げろよ、落としたら先輩にボコられんだから!」

(支払い後、タバコを積み上げる)

店員「あのー、本当に大丈夫ですか?ゆうに背丈も越えてますけど…」

輩「いいっつってんだろ!…ちょっと待て、オプションは紫2つと赤と黄色は1つずつだったか…おい!」

店員「はい」

輩「黄色一本抜いて1番上に代わりに赤乗せろ」

店員「ええ…」

輩「早く!」

店員「はい…(おそるおそる1本抜いて1本上に乗せる)」

輩「おお」

店員「なんかもうジェンガみたいになってますけど、本当に大丈夫ですかね?」

輩「大丈夫っつってんだろ!ジェンガはジェンガでも序盤だろうが!まだ崩れねえよ!(店を出ようとする)」

店員「たしかに…あ、ありがとうございましたー」

ガッ、バラバラバラ…

輩「うわー!」

店員「あーあーあー、入口は店内よりちょっと低いからぶつかって、あーあーあー」

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