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不動産鑑定士試験の鑑定理論 過去問 難易度一覧と学習優先度の分類

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この記事では、不動産鑑定士試験の要となる鑑定理論の学習に役立つ、過去問の難易度と優先順位(優先度)について解説をします!
鑑定理論自体の勉強法や参考証については以下の記事をご覧ください。

優先度(基本問題・標準問題)

特に、学習をし始めの時には、過去問を解く優先順位は重要です。

学習し始めから重箱の隅を突くような難しい問題を解くと、覚える優先順位が低い事項を必死に覚えることに時間を使ってしまいます。
また、簡単な順番に解いていたら、同じ範囲の問題を繰り返し解いてしまい、全体としての到達度が低くなってしまうかもしれませんし、難易度が出題頻度という訳でもありません。

そのため、難易度とは別の軸で、学習の優先順位という指標が必要となってきます。それがこの優先度です。優先度を「基本問題」と「標準問題」という2つの表現をしてまとめました。

難易度とは違い、「網羅性」を意識して問題を選定しています。
「基本問題」と「標準問題」の両方を解くと、鑑定理論の全体像が掴めるようになっています。

基本問題:30問
→初めて過去問を演習する人にまず解いてほしい優先度の高い問題。試験までに最低3-4周はしてほしい問題です。

標準問題:24問
→基本問題を解いた人が、次に解いて欲しい問題です。基本問題では網羅できなかった超頻出とは言えない章の問題などを入れています。基本問題と合わせて解くことで網羅することができます。試験までに最低2-3周はしてほしい問題です。

例えば、総論3章であれば、以下のように問題を指定しています。
※基本問題のみ、または標準問題のみの章もございます。

優先度(基本問題・標準問題)の例(総論3章)

もちろん、直前期に、全体を通して内容を網羅するためのこの優先順位を使うのも良い手ですね。

難易度

不動産鑑定士試験 鑑定理論の過去問演習をする際にあると何かと便利な難易度を掲載。
昭和49年〜令和5年までの50年間分、合計200問について、難易度をSABCの4段階で掲載しています。

S:試験当日には9割ぐらい書けるようにしておきたい問題
A:試験当日には8割ぐらい書けるようにしておきたい問題
B:試験当日には6-7割ぐらい書けるようにしておきたい問題
C:難しく合否に影響しにくいが、いかに得点と確保しにいくかが鍵となる問題

1年分を例として抜粋すると、以下のような感じとなっています。

難易度の例(昭和62年)

有料エリアでは、
①基本問題と標準問題を掲載したpdf
②50年分の過去問全200問題の難易度一覧pdf

がご覧いただけます。

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